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株価が低迷していたエルテス<3967>が上昇開始!それを後押ししたきっかけとは=菅下清廣

上場直後に高値を付けてから、しばらく株価が低迷していたエルテス<3967>がラジオで菅原社長と対談後に急騰。銘柄が人気化する理由について解説します。(『菅下清廣の”波動からみる未来予測”』菅下清廣)

※本記事は『菅下清廣の”波動からみる未来予測”』2018年11月12日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:菅下清廣(すぎした きよひろ)
国際金融コンサルタント、投資家、経済評論家、スガシタパートナーズ株式会社代表取締役、立命館アジア太平洋大学学長特別顧問。ウォール街での経験を生かした独自の視点で相場を先読みし、日本と世界経済の未来を次々と的中させてきた「富のスペシャリスト」として名を馳せている。「経済の千里眼」との異名も。著書に『今こそ「お金」の教養を身につけなさい』ほか多数。

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業績が良くても株価が低迷?人気と不人気の理由とは

事業モデルが良くても、認知されなければ株価は上がらない

11月5日の午後、虎ノ門の琴平ビルのラジオNIKKEIスタジオで東証マザーズ上場のエルテス<3967>の菅原社長と対談収録した。株価は上場直後に高値をつけてその後長らく低迷が続いている。

私はエルテスの事業モデル、ネット炎上対策の技術力・サービスや好調な業績見通しから見て、株価は底値圏にあり、どう見ても割安だと思っていたが、翌週11月13日放送あたりから突如急騰し始めた。やはり割安だったのだ。私のIR番組をきっかけに多くの個人投資家がそれに気づいて人気化したのではないかと思っています。

このようにその会社の内容がいかに良くても、人々に認知されなければ、株価は上がらないのです。なので経営者が常に株価や業績の向上を意識してIRやPRを心がけなければその企業のブランド力や人気が高まらない。

たとえば東証第2部上場にセントラル総合開発<3238>という分譲マンション事業、マンション、オフィスの賃貸事業などをやっている会社があります。業績もほどほどに良く、財務内容もとくに悪くない。

しかし会社側からのPR、IRはほとんど見たことがない。なので株価は無風状態と言ってよいほど不人気。分譲マンションの販売は、クレアホームズというブランドでやっているが、その評判が良くないのか?

今も株価はほぼ底値圏。時価総額は19億円と小さい。どこか別の不動産会社にアッという間に買収されそうな規模です。おそらくこの会社の経営者は、株価には無関心。株主に感謝もしていないのだろう。上場しているのに誰にも認知されていないような不人気な会社です。

Next: 企業にも必要なトランプが大統領にまで登りつめたPR術とは

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