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死ぬまで働かされる人生から脱出!「経済の千里眼」菅下清廣氏の新著紹介

有料メルマガ『菅下清廣の”波動からみる未来予測”』の著者で「経済の千里眼」の異名を持つ菅下清廣さん。今回、2冊の新著『絶対大金持ちになる 死ぬまで働かされる人生からの脱出法』と『知らないと損をする! 株高時代の「お金の教養」』を発売した菅下さんに、その内容の一部をご紹介いただきました。「これから投資をしてみたい」という方には必読の2冊です!

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プロフィール:菅下清廣(すがした きよひろ)
国際金融コンサルタント、投資家、経済評論家、スガシタパートナーズ株式会社代表取締役、立命館アジア太平洋大学学長特別顧問。ウォール街での経験を生かした独自の視点で相場を先読みし、日本と世界経済の未来を次々と的中させてきた「富のスペシャリスト」として名を馳せている。「経済の千里眼」との異名も。著書に『今こそ「お金」の教養を身につけなさい』ほか多数。

お金の知識をつけたい人、投資を始めたい人におすすめの新刊2冊

あの「経済の千里眼」が初心者向け本を出したワケ

著書

―――最近上梓された『知らないと損をする! 株高時代の「お金の教養」』(KADOKAWA)と、『絶対大金持ちになる 死ぬまで働かされる人生からの脱出法』(講談社)ですが、菅下さんがこういう初心者向けの著作を出されるのは珍しいのではないでしょうか。

菅下:そうですね。ただ、この2つの本は初心者向けということでは共通していますが、『知らないと損をする! 株高時代の「お金の教養」』は、株式投資の初心者向け。『絶対大金持ちになる 死ぬまで働かされる人生からの脱出法』は、より広範囲にお金持ちになるための本という違いがあります。

まず『絶対大金持ちになる 死ぬまで働かされる人生からの脱出法』は、お金持ちになる人と貧乏のままで終わる人のライフスタイルの違いについて、26個の2択問題という形で紹介していて、読者はその都度どちらか選んでいくようになっています。株式投資のノウハウであるとか、そういったものはほとんど載っていませんが、お金持ちになる人間が必ず持っているマインドについて、よく学べる一冊となっています。

例えば、この本の最初の質問は「外出先で急に雨が降り出した! あなたなら?」というもので、それに対して「走って目的地に向かう」「コンビニで傘を買う」という選択肢が用意されています。普通の人からすれば、日々よくある些細な出来事にしか見えないと思いますが、こういう細かな出来事への対処や判断の積み重ねで、実はお金持ちになれるか貧乏で終わるかが分かれるのです。

ちなみにこの質問ですが、「少しの雨なら濡れていく」という人も多いかもしれませんが、お金持ちになる人は小雨であろうがビニール傘を買います。なぜかというと、雨に濡れると身体に良くないし、下手をすると風邪をひいてしまうリスクもあるからです。要するに日頃から「自分の身体は守る」「病気にならない」「怪我をしない」といった万全の体調管理を心掛けないと、お金持ちへの道は開けない。逆にいえば、しょっちゅう風邪を引いていたり、体調が悪かったり、怪我をしている人は、無駄な医療費もかさむし、不意に訪れるチャンスも見逃しがちで、その結果、貧乏への道を歩むのですね。こういう風に、日頃から生活の隅々にまで気を遣って生きていかないと、お金持ちにはなれないのです。

もうひとつ、お金持ちになれない人間の典型的な発想として挙げられるのが、小金を貯めようとすること。よくテレビなどで、一日どれだけ少ないお金で節約して暮らせるか、といった番組もやっていますが、そんなことでは大金持ちには到底なれない。では、どうすればいいかというと、お金は自分に使えと。自分のいろんな能力を高めるための投資を常にしていかないとダメです。例えば会社員の方なら、会社の仕事に役立つ本を買って読むとか、関連するセミナーに参加するとか、そういうことにお金を使わないといけない。そのために、無駄なお金は使わないということが大切です。例えば会社の付き合いの飲み会に3回出席していたところを1回にするとか、そういう節約は意識的にやっていかないといけません。

最近は「老後貧困」や「年金破産」が話題になっていて、本もたくさん出ていますが、実際に若い頃に必要以上に浪費して、貯蓄ゼロで定年を迎えてしまう人はすごく多い。そういう人たちは、わずかばかりの年金で、大きな病気にでも罹ってしまったら、もう終わりじゃないですか。そういったようなことを、60代や70代になって気が付いても遅いんです。だから、この『絶対大金持ちになる 死ぬまで働かされる人生からの脱出法』に関しては、10代や20代、遅くとも30代ぐらいまでの若い人に、ぜひ読んでもらいたいんです。

―――では、もういっぽうの『知らないと損をする! 株高時代の「お金の教養」』は、どのような一冊でしょうか。

菅下:こちらは株式投資の超初級編。経済や金融の知識が一切無い状態で、株式投資に成功するにはどうすればいいのかを書いた本です。

この本の中で、株式投資を始めるにあたっての一番の基本として挙げているのが、あなたの生活の中で使っているもの、例えば洗剤・歯磨き・洋服・靴・食べ物とか、そういうものに投資マインドの目線を向けるだけで、お金持ちになれるチャンスはあるということです。

ご存知かもしれませんが、立ち食いステーキ店の「いきなりステーキ」を展開しているペッパーフードサービスという会社は、ここ1年で株価が10倍になりました。もし一年前にその店に行ったときに、店に入りきれないほどお客さんが集まっているのを見て、「こんなに流行っている店って、どんな会社が運営しているんだろう」ということで会社を調べて、そこの株主になっていれば、財産が10倍になるわけです。

このように経済や金融の知識がまったく無い人、日経新聞を読んだら頭が痛くなる(笑)という人でも、生活上の身近なことに注意を払って、それまでは消費者目線で見ていたものを、投資家目線で見ることができれば、株式投資には成功します。そういった形で株式投資自体に興味を持って、少しずつ株の勉強をしていけばいいのです。

日本という国は、投資・金融・経済に関する知識を誰も教えてくれない

―――なるほど。確かに株式投資に興味があるけど、金融・経済の知識に乏しいから尻込みしてしまうという方は、世の中には多そうですからね。

菅下:日本という国は、世界の中でも教育レベルはトップクラスですが、お金に関する教養や、投資・金融・経済に関する知識は、誰も教えてくれない。だから日本人は総じて投資下手だし、日本からはウォーレン・バフェットのような人物が出てこないのです。

私自身も、投資に興味を持ち始めたのは20代の社会人時代からだったので、もっと早い時期からそういう知識があったら、バフェットのように1兆円の資産を築けたかもしれない。そういう想いがあるので、10代や20代の若い人には「早くお金の教養を身に付けなさい」「投資や金融の経験をしなさい」というメッセージを送りたいのです。

今の若い人のなかには「お金持ちになるのが、そんなにいいことなの?」という疑問を持つ人がいるかもしれませんが、それは人生の自由を得るためなのです。もし大金持ちになって、毎日の生活を心配しなくてもいいような資産を20代で築けたら、もう会社に行く必要はない。それこそ毎月ハワイにでも行って、BBQパーティでもやってればいいんです(笑)。

だから、自分の人生における自由、生活の自由を確保するためには、万全の経済力があるといいんですね。ただ、それは会社に勤めて給料をもらっているだけでは足りない。大金持ちになって真に自由な人生を手に入れることができるのは、お金の教養があって、かつ投資の能力を持っている人間だけだということに、今の若い人に早く気づいて欲しいというのが、この本を出した一番の目的ですね。

―――投資にもいろいろな種類がありますが、初心者にはやはり株式投資から始めるがオススメですか。

菅下:そうですね。それが一番だと思います。株式投資の基本は、将来伸びると思う会社の株主になって、応援すればいいわけですから。だから「こんなにイイ商品を作っている」と思う会社があれば、そこの株主になればいいだけです。それに今の時代は、証券会社に行かなくてもインターネットで手軽に株を買えますし、それこそ5万円、10万円からでも始めることができる。だから、投資の入り口としては株式が入りやすいのではないでしょうか。

だから皆さんには、この2冊の本を読んでお金持ちへの扉を開いて欲しいんです。株式投資というのはどうやって始めればよいのか…というのが、小学6年生が読んでもわかるように書いてあります。あのウォーレン・バフェットも、小学生の時から投資に関心を持っていたといいますし、子どもの頃からお金の教養について学んで、投資に親しみを持っていれば、20代で投資の達人になる人間も出てくるかもしれない。そういう人たちがもっと増えて欲しいと願っていますし、私も今後はこういう本をどんどん出していきたいと思っています。

Next: お金持ちになるために必要なマインドとは、どんなものなのか

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