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トヨタもサブスクリプションビジネスに参入。いま起きているビジネスモデルの変革とは=八木翼

トヨタもシェアカー事業を開始するなどサブスクリプションビジネスに参入。最近注目が集まるこのビジネスモデルは、企業にどんなメリットがあるのでしょうか。(『バフェットの眼(有料版)』八木翼)

※『バフェットの眼(有料版)』では、読者からのリクエストも踏まえ、毎号さまざまな企業を詳しく分析しています。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

電気、ガス、水道であたりまえのモデルが音楽、映画へと広がる

サブスクリプションモデルが最強である

どうもビジネスモデルに大きな変革が起きそうな予感がしています。いったい何が起こっているのか確かめようと、いろいろな本を読んでいました。

それで、最終的にはやっぱりこれが起こるなと思っています。

サブスクリプション。簡単に言うと、定期購読モデルです。電気、ガス、水道、携帯料金、家賃なんかがまさにこれでしょう。

しかし、ちょっとだけ違うのが、このモデルが音楽、映画、スポーツチャンネルなんかに導入されようとしているところです。

当メルマガで以前に紹介したアトラシアンも、Jiraという製品開発用のプラットフォームをサブスクリプションモデルで提供しています。

Amazonも同様ですし、AppleもサブスクリプションモデルAppleの決算書でいえば、Serviceにシフトしています。

ついでに言えば、MicrosoftもWordやExcelを売り切りモデルから、定額制へシフト変更しています。

トヨタなんかも、自動車売り切りのビジネスモデルからサブスクリプションモデルへ変更しています。

では、サブスクリプションモデルの何がそんなにいいのでしょうか?

それは、低額で売っているため消費者に消費しているという意識が薄れ、不景気で売れないという困った事態に陥りにくくなる。つまり、倒産しにくくなるんですね。

それはひいては、設備投資にお金を使いやすくなるということです。

アトラシアンもAmazonもそうですが、これらの企業は安定して売り上げが確保できるので、利益を出して税金を払いつつも、現金という余力を確保しておく必要性が低いんです。

利益を出さず、製品の改良にお金を使えるんです。

なぜならサブスクリプションモデルの実現によって、来期も稼げる可能性が高いからです。

そして、品の改良は顧客の満足につながり、新規顧客の開拓にもつながるのです。

結局どんな企業?

では、どんな企業がいいのでしょうか?個人的に面白そうだと思ったのがダゾーンでした。

スポーツチャンネルを中心に動画配信を行っています。個人的には、世界で注目されるスポーツはかなり多いと思いますので、このプラットフォームはまだまだ伸びると予測し、調査しようとしましたが、衝撃の事実が発覚してしまいました。

なんと、そもそも上場していないんです(笑)。

そうなんです。サブスクリプションモデルを確保した企業は、資金が顧客から安定的に供給されるため、上場して、まとまったお金を確保する必要が少ないんです。

そういう意味では、アトラシアンが上場してくれているのはありがたい話ですし、アップルやアマゾン(特にkindleはすごい)についても時期を見て投資を検討しています。

で、個人的に思ったのが、日本にはそういう会社はないのか?ということです。

もちろん日本のソフトバンクはUberへ投資していますし、あちらもある意味ユーザーのプラットフォームになることを目標にしているので、悪くないと思っています。

WeWorkなんかもそうですね。ソフトバンクは技術とプラットフォームを狙った投資を分かり易くしているので、個人的にはおすすめの投資先だと思っています。

あと、これは完全に私の勘ですが、ソフトバンクの自社株買いは毎回、発表後すぐに行います。

そして、今週は買いが一段落して少し下げたので、ここらで買っても面白いですが、下がる可能性もあります(笑)。

なので、ちょっと様子を見たいと思っています。(すいません、私はちょこっと儲けさせていただいております)。

では他に日本でいい会社はないのか?

Next: 日本で注目すべきサブスクリプション企業とは?

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