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全政府統計の6割で不正発覚、いったい日本は何をベースに政策判断しているのか?=今市太郎

国家統計で為替は日々猛烈に動く

為替市場の視点からいいますと、NYタイムの米国の様々な国家統計で、毎日のように為替相場は大きく動いている状況です。

そしてそれは、すべて信用できる国家統計だからこその相場の反応であるわけです。

しかし、出てくるもののおよそ6割は嘘か本当かよくわからないが「まぁ問題ありませんから」と言われて、「ハイそうですか」と納得できるでしょうか?

データねつ造や改善でいえば、お隣の中国は日本をはるかに上回るねつ造疑惑の先進国ですが、今やそれをまったく笑えない状況に陥っていることが、あらためて確認できました。

消費増税は予定通りできる?

麻生財務大臣は14日の参議院財政金融委員会において、世界経済動向などリスクに対する注意は必要だが、日本経済のファンダメンタルズはしっかりしており、消費税率は10月に予定通り10%に引き上げさせていただきたいと語っています。

しかし、いったい何をもってして、日本のファンダメンタルズはしっかりしていると言い切れるのでしょうか?

だんだん、呆れてものがいえない状況になってきています。

本当にこの国はこの体たらくな状況のまま進行して大丈夫なのか。酷く気になるところです。

Next: 世界はとっくに日本市場を見限っている…

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