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【Q&A】どう見るこの相場~なぜ日経平均株価は年初から急落したのか?

4日、新年初取引(大発会)後場の日経平均は14時40分頃に一時639円28銭安(1万8394円43銭)まで下押しした。取引日ベースでは4日ぶりの反落となり、終値では昨年10月22日以来の1万8500円割れとなった。(『日刊株式投資情報新聞』)

どう見るこの相場~大発会に急落した日経平均株価の行方

中国株式の下げ拡大など受け日経平均10月以来の1万8500円割れ

4日、新年初取引(大発会)後場の東京株式市場は、円高基調が強まり約2ヵ月ぶりに1ドル119円台に入ったまま定着する展開になった上、中国・上海株式が前場の3%安程度から7%安前後まで下げ拡大となったため様子見ムードが強まり、日経平均は時間とともに一段安になって14時40分頃に一時639円28銭安(1万8394円43銭)まで下押しした。

取引日ベースでは4日ぶりの反落となり、終値では昨年10月22日以来の1万8500円割れとなった。

日経平均株価 5分足(SBI証券提供)

日経平均株価 5分足(SBI証券提供)

後場は、材料株を個別に物色する展開となり、タカキタ<6325>(東1)が閑期の下期も好調との見方で一段高となったほか、フォーバル<8275>(東1)は14時頃から当然急伸。さくらインターネット<3778>(東1)は引き続き「フィンテック」(金融とITの融合)などを材料にストップ高に張り付き、ラクーン<3031>(東マ)は「LINE」との提携などが材料視されて一段上げてストップ高。エイジア<2352>(東マ)は日本郵政グループの電子郵便事業などとの関連が言われて後場一段高。

東証1部の出来高概算は19億8657万株(前引けは9億7016万株)、売買代金は2兆2653億円(同1兆1533億円)。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は170(同213)銘柄、値下がり銘柄数は1712(同1640)銘柄。

また、東証33業種別指数で値上がりした業種は「鉱業」「石油・石炭」の2業種のみ(前引けは「鉱業」のみ)となり、値下がり率の小さい業種を見ると鉄鋼、水産・農林、海運、パルプ・紙、卸売り、精密機器、銀行、非鉄金属、などとなった。

今年も世界情勢混沌、主力株1本型相場から混合型相場へ

2016年の大発会は500円を越える急落相場の幕開けとなった。今年も世界情勢は不安定で、国内ではアベノミクスが再上昇に転じるか、停滞となるのか要注目となっている。

<Q>
期待された大発会は大きく下げているが。

<A>
昨年末は3日連続高で計約265円の上昇で新春相場に期待が強まっていたが、初日は完全に裏目が出てしまった。548円安の1万8485円まで下げている。500円を超す下げは終値ベースでは昨年9月1日(724円安)以来ということになる。

<Q>
何が原因でこんなに年初から大きく下げたのか。

<A>
日本の市場が年末の休みの間にNYダウが30日と31日の2日間で計約300ドルも下げたことが大きく響いた。しかも、年初にいきなりサウジアラビアとイランが外交関係を断絶したことが飛び込んできたことも加わった。足元の不安定な中東、欧州情勢にさらに暗雲が立ち込める雰囲気となっている。恐らく、この材料で4日のNYダウはさらに下げるだろうという見方から買い手控えの中をストンと下げている印象だ。

Next: チャート的には戻り売りの形/日銀追加緩和の可能性は?

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