SNSの進化その5:価値ある「投稿」に報酬を与える
フェイスブックが代表するSNSの特徴のひとつは、ユーザーのユニークな投稿である。もちろん、いまはこうした投稿に報酬が支払われることはない。
しかし、安全な送金が可能なブロックチェーンを導入すると、投稿に報酬を支払うことが可能になる。こうしたシステムがあると、ユーザーによる投稿はもっと活発になるはずだ。
SNSの進化その6:ブロックチェーンを内蔵したスマホの登場
SNSを使うもっとも一般的なデバイスはスマホである。
一方、仮想通貨の取引を行った経験のある人々の数は相対的にまだ少なく、ブロックチェーンの知識を持つ人々は少数派だ。ブロックチェーンが一般的になっているとはいえない。
そのような状況で、ユーザーがブロックチェーンが管理するSNSのシステムを使いこなすにはハードルが高すぎる。ブロックチェーンのSNSを使いやすくするためのアイデアが必要だ。
もしブロックチェーンのSNSがアプリとしてあらかじめスマホにインストールされていれば、こうしたSNSのシステムははるかに使いやすくなるはずだ。
すでに稼動しているプロジェクト
この分野でも、すでに稼働しているプロジェクトがいくつかある。それを紹介しよう。
<SNSを暗号化:メインフレーム(Mainframe)>
公式サイト:https://mainframe.com/
トークン相場:MFT ※すでに市場に上場している(以下が最新相場)
https://coinmarketcap.com/ja/currencies/mainframe/
「メインフレーム」は登録したユーザーが100%コントロールできるSNSのプラットフォームの構築を可能にしたプロジェクトだ。個人情報は高度に暗号化され、第三者が見ることができないシステムになっている。
また、ユーザー間のメッセージのやり取りも完全に暗号化されており、正しい暗号キーを持つものだけが内容を見ることができる。