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G20閉幕でドル円は上昇局面へ。次の注目日は7月3日〜各通貨ペンタゴンチャート分析=川口一晃

ユーロ/円 節目を越えるか

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<先週の動き>

週明けにC点が位置する時間帯を通過することで、新しい流れが出るのか否かがポイントになった。また、堅調な展開が続くのであれば、上値抵抗線BDラインを越えていくことが求められた。実際には、C点が位置する時間帯以降も堅調な展開が続いたのだが、上値抵抗線であるBDラインを越えるまでには至っていない。
次の注目日は7月5日前後である。

B点水準:約123円
C点水準:約118円50銭

<今週のポイント>

堅調な展開が続くのであれば、上値抵抗線BDラインを越えていくことが求められる。越えることが出来ないと、上値の重たい空気が広がっていくことになろう。

軟調な展開に戻るのであれば、120円を割り込みCDラインを試す動きになっていくことが考えられる。

<現在の相場状況>(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)

下落トレンドの上昇局面である。下落局面への転換価格(売りシグナル及びロスカット)は、終値で121円70銭を割り込むことである。

<今週のメインシナリオ>

堅調な展開が続いている。C点が位置する時間帯を通過した後も上昇が続いている。下値支持線CDラインが控えているからだ。この場合、BDラインを越えて124円台後半から125円を目指す動きを期待したい。

<サブシナリオ>

上値の重たい展開に戻る可能性もある。節目の水準でもあり上値抵抗線でもあるBDラインが控えている。しかも、そのBDラインの真下で同事線に近いローソク足が出現している。そして、上値抵抗線ADラインが控えているからだ。この場合、120円割れを試す動きが考えられる。

豪ドル/円 堅調な展開は続くか

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<先週の動き>

週明けに通過していくB点に注目した。そして、堅調な展開に移行するのであれば、上値抵抗線であるBCラインを越えていくことが求められた。実際には、そのB点を通過した後より上昇に転じ、上値抵抗線BCラインも越えてきた。
次の注目日は7月2日前後である。

A点水準:約71円75銭
B点水準:約77円

<今週のポイント>

週明けにC点が位置する時間帯を通過していく。したがって、新しい流れが出るのか否かに注目をしたい。

堅調な展開が続くのであれば、少なくとも右肩上がりのBDラインに沿った展開が期待出来よう。

<現在の相場状況>(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)

下落トレンドの上昇局面である。下落局面への転換価格(売りシグナル及びロスカット)は、終値で74円55銭を割り込むことである。

<今週のメインシナリオ>

堅調な展開が続いている。B点が位置する時間帯を通過した後から値を上げ、上値抵抗線であったBCラインをも越えてきているからだ。この場合、右肩上がりのBDラインに引き寄せられるのが理想的ではあるのだが、まずはB点水準が上値の第1メドになってこよう。

<サブシナリオ>

上値の重たい展開に戻る可能性も残っている。C点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性がある。また、先週末にかけて陽線が続いたのち、同事線に近いローソク足が出現しているからだ。この場合、再び安値を試す動きになってこよう。

Next: ポンド/円 週明けの動きに注意

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