最近、ビットコインの値上がりにつれて、仮想通貨の勧誘が増えてきています。知人女性が実際にあった勧誘を例に、危険性を解説します。(『大平の仮想通貨実践投資メルマガ』大平)
※本記事は有料メルマガ『大平の仮想通貨実践投資メルマガ』2019年7月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
実際に儲けるチャンスもあった?金づるにならないように要注意
仮想通貨の勧誘が増加中?
最近、ビットコインの値上がりにつれて、仮想通貨の勧誘が増えてきています。
セミナーで知らないコインを積極的に勧められたり。そういった通貨のほとんどは、運営者側が売り抜ける策を作っているので、インサイダーでない限り儲けるのが難しいと思います。
以前、私の知り合いので、専門学生の女性(20歳)が働いているキャバクラで、アイゼンコインというのを勧められたと言っていました。
彼女から聞いた話では、福岡から営業の人がきて、「最低5倍は値上がりが確定している」「偉い人が作った」とかなんとか言っていたみたいです。
私は馬鹿馬鹿しいからやめたほうがいいと一応止めましたが、10万円くらいを入れたみたいです。
アイゼンコイン、確かに儲けるチャンスもあった?
アイゼンコインを調べてみると、以下となっています。
ICO価格:0.1円から1円
上場後の高値:1.2円(私が調べた中での最高値)
6月7日時点の価格:0.01円
この状況でいうと、もしICO価格の初期の0.1円で買った場合、上場後の1.2円では12倍の値上がりです。
ですが、ほとんどの人はまだ上がると考えて、持っていた人が多いみたいです。
そしてその後、6月7日には0.01円。0.1円で買った人は、10分の1の値下がりです。そしてプレセール1円で買った人は、100分の1の値下がり。安全に終わってますね。
ですが、もし取引が当時可能であった場合には、10倍で売り抜けることが可能でした。
営業の人は羽振りがよさそう?
福岡から来た営業の方は、若いけどブランド物をけっこう身につけていたみたいです。
ICO後の価格高騰で売り抜けて儲けたのか、アイゼンコインを投資させた手数料で買ったのか。メルカリで買った偽物か…。
真意はわかりませんが、実際にインサイダーで簡単に儲けることができる状況でした。