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サンマが高い。サバやマグロは? 50年の価格推移で見えた低インフレの実像と景気悪化=高梨彰

インフレ率は上がらずとも身近なモノは着々と値上がり

たまにこの手の数値を並べてみると、価格に対する昔の感覚と今の感覚との違いが明らかになります。

マグロが手頃になったのか、サバが高級化したのか、はたまたどちらも高級となってしまったのか。

インフレ率上昇は何時か難儀する中でも、身近なモノの価格は着実に上がっていて、何だか不思議です。

この不思議さが、景気動向指数「悪化」にも繋がっているのではないでしょうか。

今回のまとめ

・サンマが不漁、今後の漁獲高増を見込む声はあるものの
・サンマは比較的「物価の優等生」的な存在だった
・低インフレと言われる一方、何でも高いという感覚もありまして

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  • パウエルFRB議長、「原油高騰しても大丈夫でしょ」(10/9)
  • 昔のサンマ、今のサンマ(10/8)
  • 米雇用統計、高給ITの賃金が下がっている(10/7)
  • 米非製造業、気になる高コストへの懸念(10/4)
  • マクロの借りはマクロにて(10/3)
  • 「日本の方が米国よりまし」(10/2)
  • 生煮え文章、生煮え相場(10/1)

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高梨彰『しん・古今東西』』(2019年10月8日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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