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18320円直行か週末17300円の2コース 日銀後の下げはいつものこと=橋本明男

日銀の政策決定会合が終わり、現状維持が発表されますと、いつもの事で日経平均は下げ足を早めてきました。113円割れまで円高が進みましたが、昨日の円高は逆に望むところです。(『相場コラム『わしの罫線』』)

日銀後の下げはいつものこと、今の円高は望むところ

大変化と暗示

日銀の政策決定会合が終わり、現状維持が発表されますと、いつもの事で日経平均は下げ足を早めてきました。昨日の大引けは116円安の17117円。トピックスは7.87ポイント安 1372.08ポイント。出来高は概算20億9千万株で終わっております。

円ドル相場も乱高下の動きとなり、113円割れまで円高が進みましたが、この円ドル相場のチャートを見ますと昨日の円高は逆に望むところであり、今週中に113.80円を突破してきますと、円の急落線となります。

昔より相場は森羅万象、全ての材料を内包して動くと言われます。今日時点でのチャートを計算しますと、ここからは円ドル相場、株式市場、共に大人しい動きではなく、急騰か急落かの型です。

今日の動きはちょっと計算しづらい所ですが、私の勝手な予測を申し上げるなら、日経平均は明日小反発。木曜日17320円。この動きが出たら、その時点で18320円直行のチャートとなります。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

米ドル/円 日足(SBI証券提供)

米ドル/円 日足(SBI証券提供)

今日下げる場合200円安の16917円もあり。その場合、木曜日150円高となって週末17300円。これでも短期急騰線となります。では急落の可能性は何なのかと問われるなら、もちろんここから3日間で600円も下げる場合、16000円までの二番底取りもあり得ますが、それ以上の下げは考えられません。

下手な考え休みに似たりと申し上げますが、どっちに動くか様子を見ようと考えるのではなく、ここは決算期末に向かって急騰という事を信じ、買い下がる事です。

大和証券<8601>ですが4.7円安の718.8円。この株の動きが日経平均の動きを教えてくれます。900円直行となるチャートです。

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相場コラム『わしの罫線』』(2016年3月15日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による

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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。

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