ドコモショップの店長と店員、ドコモ本社のユーザーへの対応がネットで炎上している。機種変更のために訪れたユーザーに対し、店長が「親が支払いしてるから、お金に無トンチャク」「つまりクソ野郎」などと書いたメモで、窓口の店員にプランの変更を勧めるよう指示したことが明るみに出たのだ。
NTTドコモはメモを渡した事実を認め、謝罪しています。
「親が支払いしてるクソ野郎」 ドコモ代理店の書類に信じられないメモ書き 受け取った本人に話を聞いた https://t.co/n9a8KiaOcP @itm_nlab pic.twitter.com/vmnlhDiOxd
— ねとらぼ (@itm_nlab) January 9, 2020
インターネットメディアのねとらぼ の取材によると、千葉県にあるドコモショップの店員が、店長からのセールス指示書をプランの資料とともに客に誤って渡してしまったことで事が発覚した。
親が代表回線を持ち、家族分の利用料を一括して支払っていることから、「お金に無頓着だから、オプションサービスも勧めれば申し込むだろう」と見くびるような内容も記されている。
客が指摘するも店側から納得できるような説明はなく、ツイッターで話題になってからお詫びのメールが来たようだ。
またねとらぼ がドコモ本社に問い合わせたところ、「コンプライアンス意識の醸成や再発防止に努める」という回答があったようだが、約1年前にもドコモは高齢者にオプションを押し売りしていたことがわかり、炎上したばかりだ。
最近スマホの名義替えしたので請求書を紙で届くようにしたら、こんなの発見。76歳の母になんてひどい押し売りしてるんだろう。いくら本人同意とはいえ総務省はこういうのをやめさせるべきじゃないのか。もちろん母は契約時のショップ店員トークを覚えてない。OBとして情けない。 pic.twitter.com/EWrc7yanuQ
— 夏野 剛 Takeshi Natsuno (@tnatsu) February 21, 2019
今回のようなことが起こると、真摯に接客しているスタッフまでもが「自分たちのことを侮辱しているのではないだろうか」などと客にあらぬ疑いの目を向けられることもあるだろう。既にネットでは、こうした嫌疑の声もあがっている。
「親が支払いしてるクソ野郎」 ドコモ代理店の書類に信じられないメモ書き 受け取った本人に話を聞いたhttps://t.co/4YxKs5c3M4
ドコモショップには2年に1回くらいしか行かないけど、店員さん、笑顔で感じよかっただけに悲しい。ワイのことも、そんな風に思って、ニヤニヤしてたのかね? pic.twitter.com/IHR1RsiY1o
— かえる (@oriental_qingwa) January 9, 2020
ドコモ代理店の店員こそクソ野郎だろww
今日せっかく機種変しようと思ってたのに、超いきたくないー
店員にくすくす言われるんだろうなーhttps://t.co/0nodKyYGmr#くそ野郎#ドコモ代理店#ドコモショップ— とろろんにゅーす (@tororonews) January 10, 2020
一方で、携帯ショップで働いた経験のある人などからは、「通信業界のモラルはこんなもんだ」「働き始めるとみんなこうなる」というように、接客へのストレスが客を侮辱するような心理、風土につながるといった意見もあがっている。
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