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ドル円、節目を越える?〜転換点を読み解く各通貨ペアチャート分析=川口一晃

ポンド/円 踏み止まるか

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<先週の動き>

A点の上方を通過したことで、AEラインを割り込む大きな下落の確率は低くなった。なぜならば、AEラインを割り込む下落は「時間の逆行」となり、ペンタゴンチャートとして、あってはならない状態となるからだ。したがって、ADライン前後の水準が下値のメドと期待できた。実際にはADラインを挟んだ展開が続いている。
次の注目日は2月18日前後である。

A点水準:約142円50銭

<今週のポイント>

堅調な展開に移行するのであれば、まずはADラインを維持することが必要になる。そして、右肩上がりのACラインを意識した動きになっていくことが求められる。
上値の重たい展開が鮮明になるのであれば、ADラインを割り込みAEラインを意識した動きになっていくことになる。

<現在の相場状況>

(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)
上昇トレンドの下落局面である。
上昇局面への転換価格(買いシグナル及びロスカット)は、終値で142円80銭を越えることである。

<今週のメインシナリオ>

上値の重たい展開が続いている。先週末の終値もADラインを割り込んでしまっている。しかも、上値も伸びなくなってきているからだ。この場合、140円を試す動きになっていこう。

<サブシナリオ>

下げ止まりから落ち着いた動きに移行する可能性も残っている。AEラインを割り込むと「時間の逆行」が生じることから、下値は限定的であることから徐々に安心感が広がる可能性があるからだ。この場合、144円台乗せが求められる。

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image by:Roman Samborskyi / ShutterStock.com

※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2020年2月9日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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