悪夢は続いている
さらに述べれば、まだ公募価格だ。公募で購入した大口顧客は逃げているが、それ以外はまだ購入している。だが、13万5,000ウォンという公募価格そのものが割高という意見がある。
私は少なくとも、今月末には10万ウォン以下に下がるとみている。つまり、悪夢は継続である。
だが、なぜか日本のメディアは時価総額1兆円超えは取り上げても、その後の顛末には触れたがらない。明らかに「その後」の方がおもしろいネタなのに。
アーミーの買い支えで株価は上昇するのか。それとも再び投げ売りされてストップ安となるのか。まさに目が離せない展開であろう。
私には理解できないが、BTSファンにとっては「株」もコレクターグッズという考えがあるらしい。1ウォンにまで下がっても、持ってるだけで良いのだとか。
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※本記事は、『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』2020年10月19日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』(2020年10月19日号)より一部抜粋・再構成
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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数年ごとに起きるデフォルト危機。世界経済が後退すれば、投資家が真っ先に資金を引き揚げていく新興国市場。輸出依存が96%という恐ろしい経済構造。ヘッジファンドに玩具にされる韓国市場。中国の属国化へと突き進む2014年。並行してスタグフに悩まされる現実。そして、1100兆ウォンを超え、雪だるま式に膨らむ家計債務の恐るべき実態。経済の問題点とは何なのか?なぜ、また、第四次経済危機が迫っているといえるのか。それは読めばわかる!投資、ビジネス、教養、雑談ネタにも最適な、最も韓国経済の実情を知ることが出来るメルマガ。