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TDSE—3Qは増収増益、Difyを介したAIエージェント事業が大幅に拡大

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TDSE<7046>は30日、2026年3月期第3四半期(25年4月-12月)決算を発表した。売上高は前年同期比10.7%増の21.71億円、営業利益は同1.5%増の1.47億円、経常利益は同3.8%増の1.64億円、四半期純利益は同5.2%増の1.12億円となった。

AIエージェント市場の急速な拡大を背景に、同社AIエージェント事業が想定を上回る成長を見せている。企業の生成AI活用が実証段階から本格導入へ移行しつつあり、顧客企業の投資先も従来のデータ分析や基盤整備から、AIエージェントサービスの導入・運用へとシフトしていることが、案件構成の変化に直結しているようだ。
同社はこうした需要増を捉え、「Dify」を活用したAIエージェント開発に加え、Microsoftの「Copilot Studio」を用いた導入・運用支援サービスの提供を開始。AIエージェント領域への案件シフトが進み、足元の事業成長を押し上げている。
一方で、コンサルティング事業は営業強化策を継続しているものの、市場環境の変化もあり業績面では足踏みが続く。ただ、生成AIや「Databricks」関連の技術支援案件は増加傾向にあり、AIエージェント事業と連動したサービス提供の広がりが期待される。
プロダクト事業では、予想通りSNSマーケティング市場の拡大が追い風となっている。世界的企業でも活用しているAI分析ツール「QUID」の機能強化と同社の営業力底上げが進み、安定した成長を確保。また、同社が独自開発したレビュー分析特化型AIエージェント「KAIZODE」についても、価値向上に向けた開発を継続しており、プロダクトラインの競争力強化が今後の収益拡大につながるとの見方がある。
全体として、AIエージェント事業を中心に事業ポートフォリオの再編が進む中、同社は成長領域への対応力を高めつつ、中長期的な収益基盤の強化を図っていく構えだ。

2026年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比11.1%増の30.00億円、営業利益が同0.7%増の2.00億円、経常利益が同1.3%増の2.04億円、当期純利益が同0.3%増の1.37億円とする10月31日発表の修正計画を据え置いている。

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