他力本願な緊急事態宣言「延長」に効果なし。コロナ自然消滅を待つ菅政権の無策＝今市太郎

2021年2月4日ニュース

状況は100年前のスペイン風邪とほぼ同じ

こうしてみますと100年前に「スペイン風邪」が国内で大流行した時と、結果はほとんど同じように思えます。

当時はウイルス起因であることすらわからなかったわけですから、原因がはっきりしていることと、すでにワクチンが開発されていることはかなりの進歩といえます。

しかし、現状ではマスクをすることと、人が集まるところには出向かないくらいしか対策がないのも、100年前とそっくりです。

結局のところ、ウイルスが自然消滅する2年半から3年を待ち、残念ながら死ぬ人は死に、奇跡的に生き残った人たちだけでその後の社会を立て直すしかないのでは…という悲観的な気分も強まるところです。

21世紀、まがりなりにも先進国に暮らしているというのに、この体たらくな状況と政治がとてつもなく低いレベルで対応していることには、凄まじい絶望感を抱く状況です。

とにかくこの中で無闇に命を奪われないように、相当な覚悟を持って生き抜いていくことが必要な時間帯に突入してしまったようです。

皆様くれぐれもご自愛ください。

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また延長の緊急事態宣言～結局自然消滅まで延々と感染拡大を耐え忍ぶことになるのか(2/3)

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image by：首相官邸ホームページ

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『今市的視点　IMAICHI POV』（2021年2月3日号）より抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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