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他力本願な緊急事態宣言「延長」に効果なし。コロナ自然消滅を待つ菅政権の無策=今市太郎

年明け1か月の緊急事態宣言に効果はあったか?

最近では銀座のクラブを訪問したなどという国会議員が厳しい処罰を食らったり、議員辞職する輩も登場しました。

こうした人達が立ち寄れるクラブが延々と営業を続けていることも見えてくる次第です。

医療崩壊を阻止するという意味でも、国・自治体がなんらかの非常事態宣言を出さざるを得ないことは理解できます。

しかし、本当にこれに一定以上の効果があるのかということになると、今のところ誰ひとりとして、その内容を立証することができないところに陥っているのが実態のようです。

3月7日で宣言解除になるという保証はなにもない

こうなると、3月7日に宣言が解除される確証などはどこにも存在しないことは明白です。

ワクチン接種もこの段階ではまったく進んでいませんから、この間に検査人数を減らすことで陽性者数を意識的に減らして、あたかも効果があったかのようにふるまうようなことでもしない限り、緊急事態宣言がさらに継続するという最悪の事態が到来することも十分に考えられる状況です。

会見に登場した菅総理は相変わらず原稿棒読み状態であり、パンデミックと徹底的に戦い国民を守るなどという姿勢は一切感じられません。さらに、年初から咳が止まらないという話を聞くと、菅総理も本当は罹患しているのでは?という疑心暗鬼も高まる始末。

実に最悪のタイミングで、最悪のリーダーのもと、コロナウイルスと戦わなくてはならない現状を憂いたくなるものがあります。

米国や英国ではすでにワクチン接種も始まっています。

しかし、想像以上にロジスティックス(物流)がうまく行っていないようですし、そもそも完全な解毒薬というわけではありませんから、その効果が現れるのにも相当な時間が必要です。

ワクチン接種で「一件落着」とはならないことも、危惧される状況です。

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