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トランプ支持派の報道されぬ末路とは?議会侵入者は全員逮捕、テロリスト指定で徹底排除へ=高島康司

トランプ派は皆テロリストか?

一方、先の報告書にもあるように、「国内テロリスト」の範囲があまりに広い。「環境保護団体」からトランプ支持の右派の愛国者まで含められてしまう。この線引きがいま議論されている。

しかし、民主党の下院議員からは、熱烈なトランプ支持者の集団を意識した発言も出ている。「下院国土安全保障委員会」の委員長で民主党のベニー・トンプソン議員は以下のように述べた。

「彼らの多くは、自分たちが『愛国者』であると主張し、まともな市民のふりをして身を隠しているが、問題は彼らが何を主張しているのかだ」。

ちょっと分かりにくいかもしれないので、説明しよう。

ここの「彼ら」とは「国内テロリスト」のことである。トランプ支持者は、自分たちのことを「愛国者」と呼ぶ。特にこの呼称は、「Qアノン」のロゴや、「MAGA(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)」などのTシャツや帽子を身につけた熱烈なトランプ支持者が、自分たちを指して頻繁に使う言葉だ。一種の合言葉のようになっている。

トンプソン議員は、自分たちを「愛国者」と呼ぶものたち、つまりは熱烈なトランプ支持者こそ「国内テロリスト」だと言いたいようだ。

ここであえて「愛国者」という言葉を使っているということは、「アンティファ」などの左派系の集団は入っていないことを意味する。なぜなら「アンティファ」は社会主義者なので、「愛国者」などという言葉は口が裂けても言わないからだ。

そして、「下院国土安全保障委員会」の前の委員長であるマイケル・マコール議員は、自分が共和党であるにもかかわらず、こうした「国内テロリスト」には「海外で発生したテロに対して存在するのと同じ罰則を適用する可能性がある」と明言した。

これは自らを「愛国者」と名乗っている熱烈なトランプ支持者に対し、それこそ国外の「IS」や「アルカイダ」と同様に対処するということを示唆している。

地下に潜る過激なトランプ支持者

この「2021年の国内テロ防止法」はまだ審議中で、法律として成立したわけではない。

しかし、若干の修正後、民主党が多数派なので、下院と上院を通過する可能性が高いと見られている。これは先の国家情報局長官が提出した報告書を法制化した内容だ。

このような状況なので、いまトランプ支持者はおいそれと目立つ活動ができない。だが、彼らが沈黙したわけではない。過激な勢力は地下に潜り、さらに危険な行動に出ようとしているとの情報もある。

1月20日、「ューヨーク市警」が詳細なインテリジェンスレポートを作成していたことが分かった。このなかで、米大統領選直前の数週間と選挙後の数カ月の間に、陰謀論者の「国内テロリスト」は、携帯電話のタワーやその他の重要なインフラを標的としたテロを企てており、実際に実行されそうになったケースもあるとしていた。

これを実行しようとしているグループは、「政府に対する一般的な不信を助長することを目的とした過激派陰謀論」、および「人種的・民族的に動機付けられた暴力的過激主義者」だとし、具体的にそれらは、「白人至上主義者の過激派」「ネオナチ」「極右テレグラムグループ」「オンライン陰謀論者」だという。この「オンライン陰謀論者」とは、「Qアノン主義者」のことだろう。

そしてこのレポートでは、これらのグループは、社会の崩壊を早めることが政治的変化をもたらすと主張する「加速主義」の原則を信じており、この目標を実現するために国内のインフラをターゲットにするとしている。

Next: トランプ支持者の次の動きは? 徹底した排除はやがて爆発を招く

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