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岸田氏“二階おろし”で首相就任か。支持率低迷も「野党よりマシ」で自公政権は揺るがない=山崎和邦

女性首相を売り物にするという「奇策」はあるだろうか?

8月12日に東京都のコロナ感染症モニタリング会議が開かれ、専門家は東京の感染状況を「制御不能」と表現した。「安心安全な五輪」という菅政権のスローガンは虚妄だったと言っているに等しい。8月初旬のいくつかの世論調査では内閣支持率が30%を割った。

小池都知事が200%ないと言っていたはずの国政に復帰して、初の女性首相を売り物にするという「奇策」も噂されているが、小池氏は、嘘つきで、目立ちたがり屋で、権力を持った男にすり寄ることは巧みで、この何十年も嘘と目立ちたがり屋と、男に擦り寄る巧みさ、という特殊な才能でここまで来た女性である。

そこで事実として言えることは、次の2つのことだと思う。

1)7月28日の自宅療養推奨
2)ワクチンを確保していないうちに若者にワクチン接種を呼びかけた

こういう失敗を総括すれば、強弁に強弁を重ねて、政策を正当化するに違いないから、自分の誤りを1度でも認めたら、今までの誤りをすべて認めなければならなくなり、権力が一気に崩壊する。彼女はそれを知っているから、これからも強気姿勢は絶対に崩さない。

また、それを利用しようとする動きもあり、日本国で初の女性首相を産むという奇策を用いて政権支持率を高めようという考えを持つ者も多かろう。そして海外から見れば、初めての女性首相は英国のサッチャーであり、ドイツのメルケルであり、両方ともそれなりの効果を出した名首相であった。

もちろん副作用があるのは当たり前で、効果のある政策には何事にも大きな副作用を伴う。どちらに焦点を当てるかの問題である。両方から見なければならないというのが中庸の道である。

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<山崎和邦の投機の流儀 vol.482 8/29号>

■ 第1部;当面の市況
(1)「相場は、相場に聞け」─米の出口戦略表明を「懸念材料の表面化」と見て、「不透明な霧が晴れた」と評価する市況
(2)先週明け23日(月)の大幅高を見て考えること、これも同じだ
(3)2万7,000が当面の下値抵抗線化するか
(4)個人投資家の心理状況を反映するマザーズ指数
(5)海外勢は国債を4週間ぶりに売り越し
(6)自民党総裁選
(7)岸田文雄氏、総裁選
(8)横浜市長選ですべてのスケジュールは狂った
(9)菅政権のコロナ対策の無策
(10)内閣支持率低下でも、野党の迷走は続くから、自公の政権党の座は揺るがない
(11)女性首相を売り物にするという「奇策」はあるか?

■ 第2部:中長期の見方
(1)米国のインフレ懸念→金融緩和の幕引きは近い
(2)FRBの資産買い入れの縮小(「テーパリング」)の影響
(3)年金基金の運営の陰に潜むリスク
(4)スイスとイギリスから見た日本はどう映っているか?
(5)人民元の軽重
(6)「円ドル相場は105円から115円の水準で推移、90円台はもう来ない」
(7)米中冷戦は、米ソ冷戦よりも複雑で解決困難である
(8)「世界の警察は辞めた」と公言したのはオバマ元大統領だったが、バイデンの今の苦境とアフガンの問題を本稿で無視して通る訳には行かず、筆者の友人 嶌信彦氏の文を掲載して替える。嶌信彦通信:2021年8月25日 VOL.285
(9)東電HDの「第4次総合事業特別計画」
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山崎和邦 週報『投機の流儀』』(2021年8月29日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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大学院教授(金融論、日本経済特殊講義)は世を忍ぶ仮の姿。その実態は投資歴54年の現役投資家。前半は野村證券で投資家の資金運用。後半は、自己資金で金融資産を構築。さらに、現在は現役投資家、かつ「研究者」として大学院で講義。2007年7月24日「日本株は大天井」、2009年3月14日「買い方にとっては絶好のバーゲンセールになる」と予言。日経平均株価を18000円でピークと予想し、7000円で買い戻せと、見通すことができた秘密は? その答えは、このメルマガ「投機の流儀」を読めば分かります。

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