繁華街ほど感染者数が多いという結果に
次に多いのが、9位の「世田谷区」です。ギリギリ3%は超えなかったものの、感染者割合は2.9%とかなり高い水準です。
10位の「品川区」、12位の「千代田区」などは都心ですし、杉並区も都心へのアクセスが良いため感染者割合は、2.6%超と高めに出ているのでしょうか。
13位~17位は感染者割合が2.5%台で、荒川区、葛飾区、大田区、墨田区、北区の順。
18位~21位は感染者割合が2.4%台で、江戸川区、板橋区、江東区、足立区の順となっています。
最も感染率の少ない優秀な同率1位の区はどこ?
そして、23区内で最も優秀なのは、どちらも2.2%台をキープしている文京区、練馬区です。
新宿(1位)、渋谷(2位)、池袋(4位)などの繁華街や、港区(3位)、中央区(7位)、千代田区(12位)、品川区(10位)など、都心エリアが上位に来るというのは予想できていましたが、意外だったのが、高級住宅が多い目黒区(5位)や世田谷区(9位)の方が、足立区(21位)よりも圧倒的に感染者割合が多かったことです。
2020年のコロナが始まったばかりの時に、東京23区東側のパチンコ店や飲み屋さんが叩かれまくっていましたけど、それでも、足立区は感染者割合が2.4%に留まり21位でした。
また、なんとなくしっかりしたイメージを持つ文京区は、やはりイメージ通りしっかりしていました。そんな文京区と互角の練馬区も、住宅街としてコロナ感染者割合の低いとても優秀なエリアでした。
23区の人口に対し、コロナ感染者割合で見ると、文京区と練馬区が最も安全な地域ということがわかりました。
『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』(2021年9月6日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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