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物価上昇で韓国悲鳴、ビッグマックからレタス消失も。「尿素不足」でスタグフレーション加速

韓国を襲っている「物価上昇」について取り上げたい。生活物価指数は4月から6ヶ月連続で2%超の上昇、10月は3.2%上昇と9年9ヶ月ぶりの高水準となった。話題になった「尿素不足」が拍車をかけて、スタグフレーションが加速している。(『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』)

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※本記事は有料メルマガ『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』2021年11月15日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

韓国の消費者物価が危険水域に

韓国の「尿素水不足」問題が大きく取り上げられた。

私はひとまず解決したと見ているが、これから韓国の物価上昇を招いたり、中国依存からますます抜け出せくなる「理由」になることは抑えておいて欲しい。

それでは本題に入ろう。韓国の消費者物価が、かなり危険水域になっていることを解説する。

まず、韓国の10月の消費者物価は3.2%上昇した。これは9年9ヶ月ぶりの最高値である。

私は韓国経済の記事を12年ほど書いているわけだが、10年前と考えれば2011年まで遡る。ちょうどメルマガを開設した頃だ。振り返ると、第3次韓国経済機の頃になる。米韓FTA(米韓自由貿易協定)成立や毒素条項について書いていたようだ。

その中でも「消費者物価」について取り上げている。ここで面白いのが、ビッグマックセットの値段だ。少し引用しよう。

現在(2011年)、全国のマクドナルド(済州=チェジュ=地域を除く)で販売されているビッグマックセットの価格は5,200ウォン(約389円)(ランチセット除く)で、1時間仕事をして手にする4,580ウォンを軽く上回る。

10年前はビッグマックセットが5,200ウォンだった。では、今はいくらなのか。韓国語でビッグマックセットの値段を調べたら以下のようになる。

メニュー:店内価格(デリバリー価格)
ビックマック単品:4,600ウォン(5300ウォン)
ビックマックセット品:5,900ウォン(6,900ウォン)

調査中にレタスが入っていないという面白い情報も得たが、ビッグマックセットは5,200ウォンから5,900ウォンとなる。これを見れば、700ウォンほど価格が上がっていることがわかる。

つまり、ビッグマックセットを見れば、10年前より「10%以上」物価はが上昇していることになる。

でも、10年で最低賃金も上がっているおり、現在は1時間9,320ウォンだったか。これならビッグマックセットは余裕で食べられる。ただし、仕事が見つかればの話だが…。

次頁では韓国の生活物価指数を見ていこう。

Next: 韓国のビッグマックからレタスが消えた。インフレが続くとどうなる?

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