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関東ロードサービスは本当にぼったくりか?泥にハマった車の引き上げに23万円請求で賛否両論。「なぜ保険会社を呼ばない?」と依頼者の不手際を責める声も

とある人物が、泥にハマってスタックした自分の車を脱出させるために、関東ロードサービスという業者に作業を頼んだところ、総額22万9,480円の請求が来たことを憤るツイートが、SNS上で議論を呼んでいるようだ。

この人物が、どういった経緯でその業者を呼ぶことになったのかは不明だが、ツイートには上記の状況のほか「私が契約してる東京海上日動と提携してるから領収書を送ればお金が返ってくると言われたので、保険会社に確認したらその業者は提携してなくて、お金も戻らないことが判明。」とも書かれていた模様。

当該ツイートはすでに削除されており、その後どうなったのかは不明だが、どうやらこのままいくと保険も使えずに、そのまま自己負担となりそうな状況だ。

サイトには“基本料金3,980円”とあるが…

仕事で車を使う方、あるいは雪深い地域にお住いの方などならまだしも、たまにしか車を運転しないといった方なら、さほど呼ぶ機会はないかもしれないロードサービス。さらにトラブルの状況も様々ということもあって、その相場は分かりにくいところではあるものの、今回の約23万円という請求は「さすがにぼったくりでは?」といった声もあるようだ。

いっぽうで、今回取沙汰されている「関東ロードサービス」という業者名に対して、敏感に反応する向きも。というのもこの業者、かねてから高額な請求を巡ったユーザーとのトラブルが絶えないようで、ネット上でもある意味でお馴染みの存在だったようだ。

そこで関東ロードサービスのサイトを見てみると、事故車や故障車のけん引、バッテリー・パンク・雪トラブル・燃料切れなど様々なトラブルに駆け付けるとのことで、基本料金7,980円のところを3,980円と書かれている。さらに「24時間」「最速10分で駆け付け」「クレジットカード対応」といった記載もあり、低価格で即応可能なところを大きなウリとしているように見える。

ところが、今回のツイート主が公開していた請求書を見ると、確かに基本料金は3,980円と記載されているが、それにくわえて「スタッフ専用車出動費 65,000円」「ウィンチ作業費 38,000円」「スタック沼道作業費 25,000円」「人員増員×2 28,000円」「緊急対応費 49,000円」といった追加料金がプラスされており、そこに2万円ほどの消費税が付いて、先述の22万9480円という請求に。

頼んだ側も、さすがに基本料金以外に何かしらの追加料金は発生する可能性は想定には入れていただろうが、まさかここまでの高額になるとは、夢にも思ってもみなかったといったところだろうか。

こうしてみると、その手口としては格安さを謳った宣伝チラシやマグネットを大量に配布して、実際に依頼されると、それよりも高額な請求を行う水道業者などにも似たところが。過去にその手のトラブルを相当引き起こしている模様である関東ロードサービスへの悪評はネット上にかなり多く、その嫌われっぷりを物語るエピソードとして、過去には事務所が放火に遭ったという話も。真偽のほどは不明なのだが、そんな“リアル炎上”沙汰をも起こされるほどの恨まれっぷりだというのだ。

「なぜ保険会社へ先に連絡しない?」との声も多数

このように、関東ロードサービスによる高額な請求に憤る声も多いなか、いっぽうで「なぜ保険会社へ先に連絡をしなかった?」と、依頼者側のいわゆる“不手際”を指摘する意見も多い。

確かにそうすれば、先述のような「保険が使えない」といった事態はありえないわけで、なぜそれをせずに見ず知らずの業者に依頼したのか……ということなのだが、そのあたりの事情は闇の中だ。

いっぽうで、関東ロードサービスが請求した金額に対しても「そんなもんじゃない?」と、批判を集めるほど高額ではないのでは、といった声も一部からはあがっている状況。先の請求書をみると、作業にはおおよそ4時間半を費やしているようで、しかも人員も2人追加しているとの記載も。作業としては難航したほうで、それだけの人工をそれだけ稼働させれば、この金額は妥当なのではというのだ。

SNS上では、依頼者がクルマ関連の保険にあまり明るくなく、不意のスタックで気が動転したままスマホで解決策を模索したところ、SEO対策がバッチリな関東ロードサービスのサイトに行き着いたのでは、といった推察も。もし、そういうことだとすれば、SNS上でもあがっているがやはり「高い勉強代だった」と、諦めるしかなさそうな状況かもしれない。

Next: 「緊急性のあるトラブル系の検索上位は大体…」

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