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GAFAもまた7つの要因で凋落へ。最初の犠牲者は「Meta」か?社会環境の変化で最強企業が衰退していく=鈴木傾城

やがて業界からイノベーションそのものが消える?

SNSの象徴であったFacebookがフェイクとヘイトの温床と化して激しく叩かれるようになってから、Facebookはそこから逃れるためにメタバースという新しい世界に社運を賭けて転換した。

2022年の今時点で言えば、その転換は赤字を垂れ流したまま何の成果も生み出していない。ムーブメントも起こっていない。「本当にメタバースの時代が来るのか?」と疑問視されている論調も出てきている。

もしメタバースに失敗したら、Metaの崩落は間違いなくやってくるだろう。

Appleも巨大化を維持するためにあらゆる分野に触手を伸ばして売上を確保しようとしているのだが、ある時点でその巨大化によって弊害を生み出すことになったとしても不思議ではない。

巨大化するために巨大企業はスタートアップ企業を大量に飲み込んでいく。それが続くと、やがて業界からイノベーションそのものが消えてしまう。

巨大化と独占化は業界そのものを停滞させて、独占に成功した企業をも衰退させてしまうのである。

世界はすでにGAFA以外の「何か新しいもの」を求めている

GAFAのような一部の巨大企業がいつまでも君臨していると、人々はだんだん自分たちがこれらの企業に支配されているという気持ちを強めていく。

そして、GAFA以外の「何か新しいもの」を求めるようになる。

GAFAがいかに優れていてより優れた製品を出したとしても、GAFA自体が新鮮ではないので、いずれは熱狂してくれなくなる現象も起きる。人々は「GAFAではない何か」が欲しいと思うようになる。

それが次のパラダイムシフトを引き起こす。パラダイムシフトは往々にして支配している企業の反対方向に走るのだ。その結果、GAFAの経営は完璧に経営されているにも関わらず、なぜか効果が出ないようになる。

それが続いていくと、どんな巨大なパワーを持った企業であっても「最強の企業」の座からすべり落ちる。

それだけではない。経営者もいずれは地位を譲って新しい経営者が新しい発想で企業を運営する。そんな中では経営ミスや方向転換の失敗が起こることもあり得る。

Next: GAFAを追い詰める7つの要因はすでに忍び寄っている

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