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バイデン、健康上の理由で米大統領選から撤退か。民主党が公然と“トランプ封じ”の出馬妨害と早くも荒れ模様=今市太郎

いよいよ今年3月にはアメリカ大統領選挙戦が本格化してきます。足元ではJPモルガンのトップストラテジストであるマイケル・センブラストが、バイデンの大統領選「撤退」を予測したレポートを発表し、かなりの注目を浴びています。(『 今市太郎の戦略的FX投資 今市太郎の戦略的FX投資 』今市太郎)

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バイデン、健康上の理由で大統領選から脱落?

3月ともなれば、いよいよアメリカ大統領選挙戦は本格的な時間を迎えます。

足元ではJPモルガンのトップストラテジストであるマイケル・センブラストが、バイデンの大統領選「撤退」を予測したレポートを発表し、かなりの注目を浴びています。

またウォール街は、いまさらトランプが再登場して様々なことを荒らして廻ることを決して期待していない様子。そのため、バイデンにとって不利な話は極力出さないように振舞っている印象です。

しかし、このセンブラストによれば、ここからバイデンは急激に支持率を落とし、3月のスーパーチューズデーでその状況が決定的なものとなるのを受けて、表面的には「健康上の理由で選挙戦から撤退する」というのが、彼の基本的な予測となっています。

現状におけるバイデンの支持率は調査によってバラツキはあるようですが、34%と現職でありながらトランプの支持率を間違いなく下まわっている状況。

どこかの国の支持率17%の首相と比べればダブルスコアの数字があるとは言っても、これをさらに下まわれば大統領選挙は戦えなくなるという見立ては、あながち間違いではないと思われます。

オバマの後継者候補に注目が集まる

本来なら女性大統領ということでカマラ・ハリス女史がとりたてられるべきなのでしょうが、残念ながらこの副大統領もめっぽう評判が悪く、下手をすればさらに支持率を下げるドライバーとして機能しかねない状況です。

そのため、影の選挙対策の司令官であるオバマは、別の候補者を出してくる可能性が非常に高まります。

一説には、奥さんのミッシェル・オバマを担ぐのではないかという見方もあります。たしかに女性で黒人ともなれば、自身が黒人初の大統領になったのを凌ぐぐらいの話題性があります。

いまさらヒラリー・クリントンを出すなど左派系の議員を出してくるというよりはかなり安全牌となりそうで、まずは誰がオバマの後継者候補になるのかに注目が集まるところです。

Next: 人気のトランプはそもそも大統領選に出馬できるのかという問題

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