日経106円高5日続伸も上値重く／IPOなど短期売買対象賑わう(7/1)＝山本伸一

中核銘柄、買い優勢も上値重く　材料株、IPOなど短期売買対象賑わう

日経平均株価の5日続伸でトヨタ＜7203＞、三菱UFJFG＜8306＞、三井住友FG＜8316＞、KDDI＜9433＞、ソニー＜6758＞など中核銘柄が堅調。指数を押し上げています。

一方、悪材料続くソフトバンク＜9984＞が売られたほか、ホンダ＜7267＞、ファナック＜6954＞、キヤノン＜7751＞、日立＜6501＞なども安く、指数の上値の重しとなりました。

売買代金上位では、決算銘柄のニトリホールディングス＜9843＞、直近IPOのキャリア＜6198＞が活況高。短期資金流入が確認されています。

セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位には水産農林、医薬品、化学、食料品、証券先物、精密機器、ゴム製品、紙パルプ、サービス、ガラス土石、金属製品、小売、情報通信などが並びました。

一方、値下がりは空運、石油石炭、倉庫運輸、海運、鉱業、鉄鋼、不動産に限られています。

個別では、格上げのヤマトホールディングス＜9064＞、ソフトフロント＜2321＞との業務提携でソースネクスト＜4344＞、目標株価引き上げの大塚ホールディングス、西松屋チェーン＜7545＞などが物色されました。

新興市場では、売買代金上位に進出したキャリア＜6198＞が活況高。農業総合研究所＜3541＞、ジグソー＜3914＞、ナノキャリア＜4571＞、アンジェスMG＜4563＞、ベガコーポレーション＜3542＞、ドーン＜2303＞、ネクストウェア＜4814＞なども賑わっています。

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