15日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、155円98銭から155円30銭まで値を下げた。今週の日銀による利上げに思惑が広がり、円買いに振れやすい。一方、米10年債利回りは下げ渋り、ユーロ・ドルは上値の重さが目立つ値動きとなった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円30銭から155円98銭、ユ-ロ・円は182円39銭から183円00銭、ユ-ロ・ドルは1.1728ドルから1.1744ドル。
【要人発言】
・高市首相
「為替は様々な要因を背景に市場において決まるもの」
「成長率の範囲に政府財務残高の対GDP比の伸びを抑えて市場の信認を得たい」
・ブレマンNZ準備銀行(RBNZ)総裁
「経済は11月の予測に沿って推移している」
「政策金利はしばらくの間2.25%にとどまるだろう」
【経済指標】
・日本銀行短観12月調査・大企業製造業DI予想:+15(予想:+15、前回+14)
・日本銀行短観12月調査・大企非製造業DI:+35(予想:+35、前回+34)
・中・11月小売売上高:前年比+1.3%(予想:+2.9%、10月:+2.9%)
・中・11月鉱工業生産:前年比+4.8%(予想:+5.0%、10月:+4.9%)
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む