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NY株式:NYダウは303ドル安、利下げ期待後退(31日)

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米国株式市場は続落。ダウ平均は303.77ドル安の48063.29ドル、ナスダックは177.09ポイント安の23241.99で取引を終了した。

調整が続き寄り付き後、まちまち。その後、週次失業保険申請件数の予想外の減少で来年の利下げ期待が後退、金利高を嫌気し売りが加速した。さらに、根強い地政学的リスクを警戒し、相場は終日軟調に推移。終盤にかけて利益確定売りも強まり、下げ幅を拡大し終了した。セクター別では耐久消費財・アパレルが上昇した一方、ソフトウエア・サービスが下落。

スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)はヒル最高経営責任者(CEO)が100万ドル相当の自社株を購入したことが当局への届け出で明らかになり、上昇。バイオのバンダ・ファーマシュ―ティカルズ(VNDA)は食品医薬品局(FDA)が同社の乗り物酔い治療薬、トラディピタントを承認したことが好感され、買われた。同業のアクサム・セラピューティクス(AXSM)は同社のアルツハイマー型認知症による副作用治療薬を巡り当局の審査の許可を得たことを明らかにし承認期待に、上昇。ホテルチェーン運営のハイアット・ホテルズ(H)は通期見通しで、ハリケーン、メリッサによる影響で従来想定していた業績レンジの下限にとどまる可能性を警告し、下落。半導体メーカーのグローバルファンドリーズ(GFS)はアナリストの投資判断引き下げで下落。

CMEグループは金、銀、プラチナ、パラジウムなどの変動の激しい取引を受け、貴金属先物の証拠金を引き上げた。1週間で2度目となる。

HorikoCapitalManagementLLC

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