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東京株式市場は上海以下だと言うのか?「超無気力相場」離脱の条件(7/5)=橋本明男

はがゆい。今日は上海市場ですら5月の高値を抜いて来たというのに、東京市場はといえば、日経平均はまだ年初来安値圏でもみ合っているだけの動き。日本は中国以下ということか?(『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男)

日経平均終値は106.47円安の15,669.33円、薄商い続く

年初来安値圏でもみ合うだけの「はがゆい」相場

はがゆい。今日は上海市場ですら5月の高値を抜いて来たというのに、東京市場はといえば、日経平均はまだ年初来安値圏でもみ合っているだけの動き。日本は中国以下ということか?何ともはがゆい相場ではございませんか。がしかし、私の相場観測法はここで下げた方が良しと出ております。明日、しんどい事ではありますが、おそらくそれが出ることによって相場づきが変わると考えます。

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銀行株、証券株は今日も全面的に小安く、主力銘柄はほとんど動かずという地合いの中で、小型の材料株には新値更新するものが結構あります。しかし、いかにも役者不足で、東京市場を活性化させるものではありません。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

上海総合指数 日足(SBI証券提供)

上海総合指数 日足(SBI証券提供)

とにかく全員参加の出来る銘柄、例えば新日鐵、例えば三菱重工、例えばみずほという様に、動き出せば誰もが買いたいと待ち望んでいる銘柄が動き出さないことには、この超無気力相場から離脱できないでしょう。まあ、相場とは不思議なもので、誰もが諦めた頃に動き出すものです。

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