■NY株式:米国株式市場は下落、次期FRB議長の利下げシナリオに不透明感
米国株式市場は下落。ダウ平均は179.09ドル安の48892.47ドル、ナスダックは223.3ポイント安の23461.82で取引を終了した。
ダウ、ナスダックともに終日軟調な展開。朝方発表の25年12月卸売物価指数(PPI)が予想を上振れたことに加え、次期FRB議長にタカ派とされるケビン・ウォーシュ氏をトランプ大統領が指名するとの発表により、これまで利下げ期待に支えられてきた相場にいったん利益を確定する動きが出た。セクター別では電気通信サービスが上昇、半導体・同製造装置が下落した。
コンピューター記憶装置メーカーのサンディスク(SNDK)は大幅高。第2四半期は市場予想を大きく上回った。AIデータセンターのメモリチップ需要が強く、今期の売上高も好調な見通しを示した。アップル(AAPL)は上昇。市場の期待を上回る決算となったものの、メモリ価格の高騰などコストや供給面での一部懸念が指摘され上値が抑えられた。
金鉱採掘会社ニューモント(NEM)は大幅安。次期FRB議長人事を巡り、想定ほど利下げが進まないとの見方が浮上し、ドル買い・金売りの流れが響いた。またこれまで急ピッチで上昇を続けていた銀価格も一時3割を超える下落率で急落。鉱山会社のヘクラ・マイニング(HL)やコー・マイニング(CDE)、パン・アメリカン・シルバー(PAAS)など銀生産の企業の株価が軒並み大きく売られた。フット・アパレル企業デッカーズ・アウトドア(DECK)は市場予想以上の決算と通期業績見通しの引き上げを発表し、急騰した。UGGやHOKAなどのブランド事業が好調だった
FRBミラン理事はCNBCのインタビューで、31日に任期満了となる自身の後任ポストにケビン・ウォーシュ氏が就く可能性が高いとの見方を示した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:
■NY原油:弱含み、ドル高を意識した売りが入る
30日のNY原油先物3月限は弱含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比-0.21ドル(-0.32%)の65.21ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは63.64-66.11ドル。中東情勢の悪化が引き続き警戒されているが、ドル高を意識した売りが入った。通常取引終了後の時間外取引では主に65ドル台半ばで推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 53.20ドル +0.12ドル(+0.22%)
モルガン・スタンレー(MS) 182.80ドル +0.40ドル(+0.21%)
ゴールドマン・サックス(GS)935.41ドル -4.71ドル(-0.50%)
インテル(INTC) 46.47ドル -2.19ドル(-4.50%)
アップル(AAPL) 259.48ドル +1.20ドル(+0.46%)
アルファベット(GOOG) 338.53ドル -0.13ドル(-0.03%)
メタ(META) 716.50ドル -21.81ドル(-2.95%)
キャタピラー(CAT) 657.36ドル -7.88ドル(-1.18%)
アルコア(AA) 56.81ドル -3.83ドル(-6.31%)
ウォルマート(WMT) 119.14ドル +1.73ドル(+1.47%)
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