今回のまとめ
<1>
金融危機のたびに、なぜ円高になるのですか?
回答(1)
<お金を貸してもよいケース>
ケース1:安定したキャッシュフローがある
ケース2:担保がある/連帯保証人がいる
↓
<海外投資家からの目線>
ケース1:経常収支が黒字、かつ、対外純資産が多い。
ケース2:個人の資産が政府の負債よりも多い。
↓
通貨「円」は海外から見ると、安全資産に見える。
回答(2)
米ドル、ユーロ、円の世界三大通貨のうち、今回、イギリスのEU離脱によりユーロが売られた。資金がユーロから逃げ出し、に米ドルと円に集まった。
<2>
ところが、10年、20年、30年と長期で見ると、通貨「円」は安全資産にならない。
理由(1)
政府の負債はどんどん複利で増大しており、いずれ「ケース2:個人の資産が政府の負債より多い」が満たせなくなる。
理由(2)
2050年には日本の世界GDPランキングは第3位から第8位に転落する。世界3大通貨の地位にとどまれない場合、金融危機の際、そもそも「避難先」として選択されなくなる(可能性が高い)。
『ウォーレン・バフェットに学ぶ!1分でわかる株式投資~雪ダルマ式に資産が増える52の教え~』(2016年7月3日号)より抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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