米国株式市場は上昇。ダウ平均は32.26ドル高の49533.19ドル、ナスダックは31.72ポイント高の22578.39で取引を終了した。
人工知能(AI)を巡る根強い懸念が引き続き重しとなり、寄り付き後、まちまち。その後、ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を上回り、景気に楽観的な見方が広がったほか、ハイテクが下げ止まり回復したことが支援し、相場は中盤にかけ総じて上昇に転じた。終盤にかけて失速もプラス圏をかろうじて維持し、終了。セクター別では不動産管理・開発やテクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、食・生活必需品小売が下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)は3月4日に特別イベントを開催し、廉価版アイフォーン 17e や廉価版を含んだ新型アイパッド、マックブックなどが発表される計画だと報じられたほか、AIグラスやペンダント、エアポッドなどAI対応ウエアラブル開発強化が伝えられ期待感に、上昇。メディアのパラマント・スカイダンス(PSKY)は同社が敵対的買収を仕掛けている同業ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)が同社との交渉を一時的に再開することで合意したとの報道で、上昇。ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)も上昇。競合の動画配信会社のネットフリックス(NFLX)も小幅高。
クルーズ船を運営するノルウエ―ジャン・クルーズライン・ホールディングス(NCLH)は物言う株主のエリオット・マネジメントが同社株を全体の10%以上取得し、変革を求める書簡を送ったと、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じ、上昇した。オンライン旅行検索サービス会社のトリップアドバイザー(TRIP)は物言う株主のスターボード・バリューが同社株式を全体の約9%を取得、取締役会で過半数掌握を画策していると報じられ、上昇。また、フィンテックソリューション会社のファイサーブ(FISV)は物言う株主のジャナ・パートナーズが同社株式を取得、株式パフォーマンスの改善を視野に戦略的転換を促していると報じられ、上昇した。食品会社のゼネラル・ミルズ(GIS)は消費者のセンチメントが弱いことを理由に、売り上げ見通しを引下げ、下落。
ネットワーク用セキュリティー・ソリューションのプロバイダー、パロアルト・ネットワークス(PANW)は取引終了後に四半期決算を発表。見通しが予想を下回り、時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
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