澁澤倉庫<9304>は11日、名古屋鉄道<9048>から名鉄ワールドトランスポートの全株式を取得し、子会社化するため株式等譲渡契約を締結したと発表した。
株式譲渡実行日は2026年05月29日を予定しており、取得株式数は2,000株、取得後の所有割合は100.0%となる。取得価格は契約上の守秘義務により非開示としている。
名鉄ワールドトランスポートは2026年05月29日付で商号を「澁澤ワールドトランスポート」に変更予定であり、海外現地法人3社の商号も変更する予定である。名鉄ワールドトランスポートは、名古屋鉄道グループとして構築した強固な事業基盤と、国際物流領域における高度な専門ノウハウ、優良な顧客ポートフォリオを有している。
同社は、名鉄ワールドトランスポートが持つ航空・海上フォワーディングの高度な専門ノウハウを、自社グループの国内外物流ネットワークと有機的に結合させ、高付加価値な一貫物流サービスの提供体制を確立する方針である。また、北米現地法人の取り込みにより北米ネットワークを拡充し、既存事業とのクロスセル拡大を進めるほか、アジア拠点における連携強化によるオペレーション効率の向上も図る。
株式取得後は速やかに債務の株式化(DES)を実行し、名鉄ワールドトランスポートの実質的な無借金経営への移行と早期の純資産回復を確実なものとする。あわせて、PMIを迅速に推進することで、同社が持つ営業ポテンシャルを最大限に引き出し、グループ利益への早期寄与と企業価値の向上を目指す。
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