fbpx

上値20,300円が期待できる日経平均、まずは16,900円上抜けが焦点に(9/1)=櫻井英明

2つのチャートパターンが見える、現在の日経平均

日経平均は16,900円どころを上抜けると大きな値幅が計測できる」と大和のレポート。現在の日経平均には、2つのチャートパターンが含まれている。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

大きくは、2月・6月を安値とするダブルボトム。その間の高値(4月)である176,000円どころを現在値が抜けると、ダブルボトムの値幅である約2,700円の同幅上げが最小の上値計測値となる。具体的には20,300円どころが計測値となる。

小さく見ると、6月以降に形成しているのが上向き三角保ち合い。16,900円どころに水平な抵抗水準がある。このネックライン(16,900円)どころを現在値が上抜けると、底値からの上昇幅約2,000円の同幅上昇で19,000円どころの上値が計測できる。

まとめると…。現在値が短期の上向き三角保ち合いのネックライン16,900円どころを上抜けると、自動的に中長期のダブルボトムのネックライン176,000円を上抜けることが期待できる。結果的に20,300円の上値が期待できることになる。16,900円抜け後は大きな値幅が計測されよう。

【関連】勝ち組投資家が「メジャーリーグ=米国株式市場」を目指す当然の理由=東条雅彦

【関連】円高は本当に悪なのか?今、日本人に笑顔が戻りつつあるという皮肉=斎藤満

1 2

「兜町カタリスト」』(2016年9月1日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

無料メルマガ好評配信中

「兜町カタリスト」

[無料 平日刊]
個人投資家のみならず、マーケットのプロからも注目を集めてきたメルマガ櫻井英明責任編集「兜町カタリスト」。前場・後場の1日2回無料配信。マーケットのど真ん中からとっておきの情報を発信します。カタリストとは英語で「触媒」のこと。マーケットの動きを的確に知る触媒として、新たな情報ソースとして、ぜひご活用ください。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー