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また北朝鮮がミサイル発射!いま個人投資家が知るべき本当の敵は?=児島康孝

海外ファンドや著名投資家のコメントに騙されるな

マーケットでは、市場が崩壊するとか、大恐慌とか、いかにも恐ろしい局面が定期的に発生しますね。そんなときは、欧米のファンド著名な投資家も、メディアのインタビューに応えて、市場の見通しについて売り煽るかのようなコメントを出します。

それを見聞きする側の個人投資家としては、「これはすべてをキャッシュポジションにしなければ大変だ!」と、つい思ってしまいますよね。

ところがこんなときでも、欧米のファンド運用者は、実はそれほど売っていないのです。いわゆる「買い」「保有」「値上がり追求」の株式ファンドの場合ですと、緊急対応でもキャッシュは3割が普通です。

言っていることと、やっていることは違う。または違うように見える、ということです。

素人がハマる「逆に危険なパターン」

恐ろしい話のオンパレードという状況では、一般的な感覚では、キャッシュ7割とか、キャッシュ10割にしますよね。保有株式を全部売り払ってリスクを避けるわけですが、実はこれが逆にリスクとなる場合があるのです。

このメルマガでは常々、北朝鮮情勢について、大きなリスクをお伝えすると同時に、「両にらみ」をするよう勧めています。

具体的には、日本が核ミサイル攻撃を受けるようなワースト局面と、南北朝鮮が平和的に統一するようなベスト局面です。これは「どちらもあり得る」という意味です。

リスク対応で保有株式をすべて現金に替えてしまった場合、南北統一が電撃的に実現して株価が暴騰する、といった局面に対応できません。ですから、大きなリスクに対応する場合でも、キャッシュポジションは3割とか、よほど大きなリスクでも4割までなのです。

仮に欧米のファンド運用者に話を聞く機会があれば、「恐ろしい話」を盲信するだけでなく、「それで、キャッシュポジションは何割にしたの?」と聞くべきです。

それでもし「3割にした」という回答が返ってくるとしたら、あなたも「何じゃそりゃ?」と思いますよね。でも、それが現実なのです。ファンド運用関係者の話は、それがたとえ恐ろしい内容であっても、「で、実際どうなの?」の部分が重要であることを覚えておいてください。

超長期の景気サイクルは上昇転換中

これがこのメルマガで「両にらみ」をお勧めしている理由ですが、さらに現在のように、超長期の景気サイクル「コンドラチェフサイクル」が上昇転換している局面では、「空売り」や「リスク回避の円買い」はなかなか厳しいわけです。

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ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!』(2017年5月14日)より抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による

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