喜ばれる手土産とは?
また、手土産はどのようなものを選んだらいいでしょうか?
夜の銀座でお客様が選ばれる手土産を見ていて、気がついたことを書いてみようと思います。
1. 家族構成を考えた量の手土産
場合によっては、単身赴任でおひとりで暮らしていたりすることもあると思います。その場合は、おうどんとかお蕎麦など、さっと作れて食べられるものを手土産で渡されているのをお見かけすることがあります。
2. 賞味期限
なるべく賞味期限が短いものは避けていらっしゃるようです。ただ、相手の好物であれば、大福などの和菓子で賞味期限が当日だったり、2~3日しかないのものでも選ばれている場合もあります。
3. 大きさの見栄えのするもの
持って帰るのに重すぎて大変なものは選ばないようにしつつ、大きさ的には見栄えがするものを選ばれています。
4. 誰もが知っているもの
例えば、虎屋さんの羊羹とかヨックモックさんのシガールとか、1度は口にしたことがあるようなもので、デパートなどに入っている有名なところのお菓子を選ぶこともあります。紙袋を見ただけでどこのものかわかることで、中身を開けて見なくても渡した時に会話が広がります。
5. 希少価値のあるもの
そこに行って並ばないと購入できないとか予約しないと買えないもの、数量限定など希少価値のあるものを選ぶことで、相手はその手配をしてくれている準備の時間にも感謝の気持ちが湧いてくるのと、自分自身が大切にされていると感じるようです。
6. 3,000円くらいのもの
手土産の相場は大体3,000円くらいのもののようです。高くても5,000円くらいまでのものを選ばれるといいと思います。相手が恐縮しないものを選ぶようにしつつ、喜んでもらえるものを選ばれています。
接待の帰り際に渡す手土産はお互いに持参することがあり、相手の心遣いに感謝しつつ、「次回からはやめましょう」となることもあります。取引先の方からそう言われたら、次回からは持参しないようにするのがいいかもしれません。
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