「第2のGoogleやAmazonはフィンテックから生まれる」は本当か?
大型コンピュータの登場が世界を変えた。パソコンも同様であり、スマホも同様である。そこにソフトも絡み、基幹ソフトだけでなく、ワープロ、表計算などのソフトが仕事を効率化させた。検索ソフトが波及してGoogleなどが生まれ、FacebookやTwitter、さらには小売りのシステムを変えかねないAmazonなども出てきた。
果たしてフィンテックと呼ばれるものから、このような企業が出てくることがあるのか。仮想通貨などもフィンテックの一部かもしれないが、その代表格ともいうべきビットコインには肝心の信頼性の問題が存在する。ブロックチェーンを使っての仮想通貨は国内大手銀行もはじめるようだが、こちらもどれだけ波及しうるか未知数である。
個人的には、フィンテックはWeb2.0のような漠然としたものではないかと見ていて、距離を置いていた。その見方にあまり変化はないものの、海外送金などについてはフィンテックの技術で今後様変わりしてくることも予想される。我々にとって大きな変化とはならずとも、意外なところで便利さが増したり、余計な負担を軽減させてくれる技術となるのかもしれない。
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『牛さん熊さんの本日の債券』2016年12月26日号より
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