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M&Aで急成長するライザップはライブドアの見果てぬ夢を見るか?=炎

いまだ生まれない「トヨタ超え」日本企業

日本にはこれだけの会社が上場していながら、いまだにトヨタを上回る時価総額の企業は登場しません。電機産業がそうであったように、自動車産業がいつまでも社会、株式市場の中心であり続けるという保証はないと思います。

米国では、マイクロソフトに続いて、アップルのようなPC・スマホ関連企業が世界市場で活躍を見せたことで最大の時価総額となり、Google、Facebook、アマゾンといったIT活用型企業の活躍が目立ちます。

日本では、ソフトバンクグループやNTTドコモ、NTTデータ、ファーストリテイリング、各メガバンクが時価総額の上位に来ているだけで、相変わらずの定番評価

出る杭は打たれるということで、かつて急成長を遂げようとしていたライブドアは泡と消えてしまい、世界を相手に成長できそうな企業はソフトバンクグループぐらいになってしまった。

明るい未来を予感させる、RAIZAPグループの快進撃

他にそんな勢いのある会社はないのかと考えていると、実際にありました。あの奇抜なテレビCMで知名度を高めたRAIZAPグループ<2928>。キャッチフレーズは「結果にコミットする」…。同社の元の社名は「健康コーポレーション」。瀬戸社長が率いる、美と健康に関連した企業です。

RAIZAPグループ<2928> 日足(SBI証券提供)

RAIZAPグループ<2928> 日足(SBI証券提供)

同社はこのところ次々に6社の上場企業をグループに収めています。それぞれはアパレル、雑貨、フィットネスというジャンルのビジネスを展開してきたオーナー系企業ですが、いずれも経営が思わしくなく、株式をRAIZAPグループに譲渡しています。RAIZAP自体もフィットネス事業の急拡大で事業規模を拡大。合わせてM&Aによって一段とスケールアップを図っている状況です。

苦境に陥った上場企業が同社グループに入ることで蘇り、双方がWINWINの関係に入ることがベストシナリオ。実際の事業戦略は買収後に本格化すると思われますので、来期以降の業績展開が注目されます。

どの企業が担い手になるかはともかく、存亡の危機となった企業がこうした旗振り役の企業とともに再成長を果たせば、株式市場にとっては明るい未来が待っているに違いありません。まだまだ多くの苦境に陥った上場企業があります。

RAIZAPが傘下に加えた6社の企業(パスポート、ジーンズメイト、マルコ、イデアインターナショナル、SDエンターテイメント、夢展望)を一度研究してみると参考になりそうです。

Next: M&Aによる値上がり益を得るチャンスは疲弊した企業の株にも

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