日経平均株価は2万7,000円へ
以上のことから、2018年の日経平均株価もさらに上昇するだろう。
前述の嶋中さんによる直近の予測レポートでは、2018年12月に日経平均株2万7,000円を予測されている。私も株価の波動から見て、早ければ2018年のゴールデンウィークから年央くらいに2万7,000円近辺に迫るだろうと予想している。
しかし、日経平均株価がいくらになるかは、もはやそれほど重要ではない。大事なことは、この上げ相場がいつまで続くか?2018年にどんなセクター、どんな企業に投資すれば富を大きく増やすことが出来るか?
私が一貫して言っていることは、「第4次産業革命」を買う相場が続く。
もう1つの投資テーマは、2020年東京オリンピックに向けて訪日観光客による大型の消費、つまりインバウンド関連の企業の株価が上がると予想してきた。まさに、この2つのセクターに関連する中から多数の業績絶好調企業が出てくるだろう。
また、2018年は、嶋中説ではアメリカもゴールデンサイクルの年だそうだ。
ちなみに、中国の易学、道教から派生した国家サイクルの法則“算命学”では、日本国のサイクルは2018年、経済確立期という国家サイクル上昇の波動。ここからも、2018年は投資や事業をする人たちにとってビッグチャンスの年になるものと予測する。
世界を見渡せばまだまだ安心とは言えない。北朝鮮リスク、中東リスク、国際情勢はリスクに満ちているといってもいい。しかし日本国、景気と株価のサイクル・波動の上昇は当分続く。
このコラムでも、そのチャンスとリスクを予感するような出来事をできるだけ読者の皆さんにお伝えしてゆきたいと思っている。
最後に、2018年が皆々様にとって幸運な年であることを祈念して、本稿の結びとしたい。
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2018年1月4日)
※太字はMONEY VOICE編集部による
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