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大富豪バフェット成功の原点、どんな努力でトップ1%の億り人になったか?(前編)=俣野成敏

マネープランがないと投資は始められない

通常、投資とは「将来性がある」と思われるものにお金を投じます。未来のことはわからないにしても、少しでも可能性が期待できそうな業界や銘柄を選ぶのが普通です。

たとえば、今ここに素晴らしい成長が見込める商品があったとします。たとえそれを購入したとしても、プランがなければ「いつ売ればいいのか?」がわからず、行き当たりばったりの対応になりがちです。

単純に「良い時に売る」「下がりそうになったら売る」というのでは、今後の成長が見込める場合、売るに売れません。それは購入時も同じことで、「少しでも安い時に買おう」と思っていては、いつまでたっても購入に踏み切れないでしょう。

「必要だから買う」「必要だから売る」という目的がなければ、人はなかなか一歩を踏み出すことができません。

このように、投資とは元来、自分のマネープランを計画の中心に据えない限り、始めることすらできないものです。

そのためのプランを作成する際、目線は「長期的な視野に照準を合わせる」ということなのです。

【成功法則2:常に新しいことを学び、謙虚であれ】

バフェット氏は、いわば世界で一番投資に関しての知識と経験があると言ってもいいでしょう。

その賢人と言われている方が、自らも実践し続け、周りにも「謙虚に学び続けよ」と呼びかける姿勢には頭が下がります。

そもそも、バフェット氏くらいになると、黙っていても良い情報が向こうからやってくるはずです。選り取り見取りの状態でありながら、なお努力を続けるという姿勢こそ、私たちが学ぶべきことではないでしょうか。

実際、この「勉強の仕方」「情報の集め方」というのは、私もセミナーなどの際に、よく聞かれる質問です。それだけ世間の関心が高まっているとはいえ、「どの新聞を読んでいますか?」とか「本を読む際のコツはありますか?」といった内容の質問が多いのが実情です。

この名言のポイントとは、「新聞を読めば氏のようになれる」ということではなく、「氏のような方であっても勉強し続けているからこそ、いまだにトップクラスを堅持できている」という事実です。

Next: 事実、成功者のバフェット氏が日々努力している

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