「売り抜けだけ」を目的するのは何か違う
筆者が中長期保有するのが本命であると述べてきたのは、モノ言う株主とは立場が違う。
モノ言う株主は、当該企業からの脱出(売り切ること)を目的として株価を上げるためにモノを言うのだ。
それも悪いことではない。株価を上げるということは株主価値を上げるということであり、株主全員の利益にもなる。
しかし、当該企業から脱出することだけを(売り切ることだけを)主目的として「モノを言う」のは、いかがなものであろう。筆者はそれを言う。
10数年前、村上世彰氏が盛んにテレビに出ていた頃、彼は「私はごっつ儲けましたよ。儲けることは悪いことですか?」と挑戦的だった。
筆者は「儲けることは悪いことではない。良いことだ。しかしそのやり方が悪いことに属する」と即座に心の中で回答を用意して聴いていたことを今でも思い出す――
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※本記事は有料メルマガ『山崎和邦 週報 「投機の流儀 (罫線・資料付)」*相場を読み解く』2018年7月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
『山崎和邦 週報「投機の流儀(罫線・資料付)」』(2018年7月1日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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