ポンド/円 軟調な展開が続く
先週のレポートでは、BCラインに注目した。右肩上がりで下値支持線となることが期待されたからだ。実際には、BCラインで下げ止まることなく、軟調な展開が続いている。
次の注目日は8月27日前後である。
A点水準:約148円
B点水準:約138円
C点水準:約142円
今週のポイントは、軟調な展開は続くのかということである。
<あくまでも個人的見解>
CDラインに注目したい。下げ止まりから落ち着いた動きになるには、右肩下がりで上値抵抗線となっているCDラインを超えていくことが求められるからだ。CDラインを超えることが出来れば、右肩上がりのCEラインに引き寄せられるのが理想である。逆に、CDラインに絡みながらの動きが続くのであれば、D点水準を試すことが考えられる。
<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの下落局面である。下値の第1メドとしては139円50銭前後を考えたい。
上昇トレンドに転換する価格のポイントは赤丸水準の150円を終値で超えることだ。
<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、売りポジション。
買いポジションへの変更は、142円90銭を終値で超えることである。
<現在のシナリオ>
軟調な展開が続いている。下値支持線BCラインを割り込んでしまった。また、右肩下がりのACDラインの下方をACDラインに沿って推移をしている。そして、C点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した後も上値の重たい展開が続いているからである。
<第2シナリオ>
下げ止まりから落ち着いた動きになる可能性も残っている。C点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した後に値は上昇していないのだが、陽線が出現し、先週末には同事線が出現しているからである。すなわち、流れが変わる可能性があるということだ。
※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2018年8月20日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。本稿で割愛したビットコインの展望もすぐ読めます。
『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2018年8月20日号)より
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