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ドル円は下落トレンドに入り込むのか?~各通貨ペンタゴンチャート分析=川口一晃

ユーロ/円 流れが変わるのか

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先週のレポートでは、ACラインに注目した。下げ止まるのであれば、右肩上がりのACラインを維持することが求められたからだ。実際には、ACラインを割り込んだものの、割り込んでからは下がることなく横這いに推移している。
次の注目日は8月22日前後である。

A点水準:約123円25銭
C点水準:約128円

今週のポイントは、下げ止まりから落ち着いた動きになるのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。週明けにC点が位置する時間帯を通過する。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり新しい流れが出るのか否かがポイントになるからだ。なお、下げ止まりから落ち着いた動きになるのであれば、早々に上値抵抗線CDラインを超えていくことが求められる。

<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの下落局面である。下値の第1メドとしては124円50銭前後を考えたい。
上昇トレンドに転換する価格のポイントは赤丸水準の129円50銭を終値で超えることだ。

<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、売りポジション。
買いポジションへの変更は、127円60銭を終値で超えることである。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開が続いている。下値支持線と期待されたACラインを割り込んできている。上値抵抗線CDラインが控えているからだ。

<第2シナリオ>
下げ止まりから落ち着いた動きになる可能性も出てきた。B点が位置する時間帯以降、下ヒゲの長いローソク足を示現しながら横這いとなっている。また、C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。そして、p点水準の下値の節目にも接近しているからである。

豪ドル/円 下げ止まったか

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先週のレポートでは、B点に注目した。B点が位置する時間帯に到達したことで、流れが変わるのか否かがポイントになったからだ。実際には値を下げることなく、同事線が複数本出現した後に陽線が出現している。
次の注目日は8月29日前後である。

A点水準:約84円50銭
B点水準:約76円50銭
D点水準:約80円

今週のポイントは、下げ止まりから落ち着いた動きになるのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>
ADラインに注目したい。下げ止まりから落ち着いた動きになるには、上値抵抗線として存在しているADラインを超えていくことが求められるからだ。超えることが出来ないとBDラインを試すことになろう。

<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの下落局面である。下値の第1メドとしては79円50銭前後を考えたい。
上昇トレンドに転換する価格のポイントは赤丸水準の85円50銭を終値で超えることだ。

<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、売りポジション。
買いポジションへの変更は、81円50銭を終値で超えることである。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開が続いている。上値抵抗線ADラインが存在している。また、A点が位置している時間帯以降も下落が続いているからである。

<第2シナリオ>
下げ止まりから落ち着いた動きになる可能性が出てきた。下値支持線BDラインが存在している。また、B点が位置する時間帯を通過以降、横這いとなっている。しかも、C点が位置する時間帯に陽線が出現しているからである。

Next: ポンド/円 軟調な展開が続く

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