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活気に満ちあふれる「福岡」で不動産投資家がハマる落とし穴とは?=姫野秀喜

不動産投資にも最適に見えるが…

さすがにコンパクトシティな福岡は、30分もバスで走るとそこそこ山に入ることができて、自然環境に恵まれていることがわかります。静かに暮らしたり、子育てしたりするにはちょうどよい都市だと改めての思いました。

福岡の活気について話していますが、不動産投資については少し注意が必要です。

というのも、先ほど述べたように福岡市は市自体がコンパクトなので、中心地から電車で30分も離れるとわりと郊外になってしまうからです。

そして、車や電車で30分くらい離れたエリアの田畑には、相続税対策の名のもとにアパートが建ち並んでいます

郊外のアパートは供給過多

私の知り合いの農家の方も、敷地内にアパートを4つ建てていましたが、そのうち2つはいまだにずっと空室のままだそうです。そんな空室のアパートが売りに出ていたりします。

福岡市に長年住んでいる人から見ると、中心地から車や電車で30分も離れたところは、マイホームを購入する場所であって、賃貸で住む場所ではないのです。

そのへんを見誤ってしまうと、痛い目にあいます。

東京の大都市に住んでいる高属性サラリーマンからすれば、中心地まで電車で30分となると、なかなかよさそうな立地に見えるかもしれません。

しかし、福岡で電車で30分はベッドタウンエリアですので、気を付けてください。

Next: 活気ある福岡エリアの不動産投資で「勝つ」方法とは?

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