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日経平均は上の節目を越えていけるか〜株式ペンタゴンチャート分析=川口一晃

ニューヨーク・ダウ 落ち着いた動きを維持することができるか

nydaup

先週のレポートでは、CEラインに注目した、右肩上がりのCEラインに沿って推移することが出来れば、下げ止まりから落ち着いた動きになっていくことが期待されたからだ。実際には、そのCEラインを上放れ、D点に引き寄せられた。次の注目日は12月3日前後である。

A点水準:約25,500ドル
C点水準:約24,350ドル
E点水準:約24,800ドル

今週のポイントは落ち着いた動きを維持することが出来るのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>
D点に注目したい。週明けにD点が位置する時間帯に到達する。したがって、D点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わるのか否かに注目しをしたい。堅調な展開が維持されるのであれば、少なくともBDEラインを超えていくことが求められる。逆に、上値の重たい展開に移行するのであれば、DEラインに沿った展開が考えられる。

<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの上昇局面である。

<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は買いポジション。売りポジションへの変更は24,750ドルを終値で割り込むことである。

<現在のシナリオ>
堅調な展開が続いている。C点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯より上昇に転じている。また、ダブルボトムを形成していると見ることができるからだ。この場合、上値抵抗線BDEラインを超えていくことと同時にADライン水準をも超えることが求められる。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性も残っている。D点が位置する時間帯が変化日となり
流れが変わる可能性があることに加え、上値抵抗線BDEラインが控えているからである。

Next: ナスダック 上昇は継続するか~米国市場分析

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