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ドラギECB総裁がついに量的緩和終了を決定!日銀の正常化はいつになるのか…=久保田博幸

13日の政策理事会で欧州中央銀行(ECB)は4年に及ぶ量的緩和の終了を正式に決定しました。そこで今回は、これを受けてユーロ圏の今後の動向について解説します。(『牛さん熊さんの本日の債券』久保田博幸)

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欧州中央銀行(ECB)がついに、正常化に向けた一歩を踏み出す

4年に及んだ量的緩和の終了を正式に決定

欧州中央銀行(ECB)は13日の政策理事会において、主要政策金利を据え置くと同時に、4年近くに及んだ2兆6,000億ユーロ規模の量的緩和(QE)を終了させることを正式に決定した。

ECBも非常時の緩和策から平時の緩和策に戻す、いわゆる正常化に向けた一歩を進めた。

保有債券の満期償還金の再投資についてのガイダンスを変更し、「政策金利引き上げの開始後も長期にわたり続ける」とした。その政策金利については、少なくとも2019年夏の終わりまで据え置くとした。

市場では保有債券の償還金の再投資についてのガイダンス変更を好感し、外為市場でユーロが買われ、周辺国の国債が買われるなどした。

本来であれば、膨らみすぎたECBの保有資産を減少させていくべきと思うが、正常化に向けた動きはかなり慎重に行ってくるものとみられ、巨額の保有資産を維持させることで、いわゆるストック効果を協調した動きとみられる。

今後の利上げについては「少なくとも2019年夏の終わりまで据え置く」との表現を後退させるかなとみていたが、これはそのまま据え置いた。

Next: 今後、ECBの利上げの方向性は?

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