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亥(い)年の2019年は仕込みの年? 干支と相場のアノマリー=櫻井英明

2019年の「干支と相場」のアノマリーを紹介する。亥(い)年は、「亥固まる」「戌亥(いぬい)の借金辰巳(たつみ)で返せ」という格言のようにあまりパッとしない。(『「兜町カタリスト」』櫻井英明)

2019年亥(い)年は、残念ながら仕込みの年となる

「亥(い)固まる」2019年の展望

大和証券のレポートは「干支と相場」。「戌亥(いぬい)の借金、辰巳(たつみ)で返せ」。この格言通りなら、残念ながら仕込み場の2019年ということになってしまう。

1959年は岸内閣、1971年は佐藤内閣、2007年は第一次安倍内閣。安倍首相に連なる総理大臣が多かった。ただ、いずれも亥年か翌年には退陣。

「鬼門の年回り」で安定政権継続か否かの分岐点の年。1707年の宝永噴火など富士山噴火が多い年でもあった。1995年の阪神淡路大震災、1959年の伊勢湾台風、1923年の関東大震災も亥年。大規模な天変地異も多かった

申年から亥年までは、2017年まででは各年それぞれ一度しか日経平均が年間で下落した事がない。

翌年の子(ね)年は平均騰落率が高いものの、勝率は冴えない。2019年~2020年にかけて相場の分岐点が到来するイメージ。相場格言では「亥固まる」「戌亥の借金辰巳で返せ」。年間波動は「猪突猛進」もあったが、年央に屈折点があり転換点になるケースもあった。

新元号年の11月11日は上昇するというアノマリーも

株価や景気が良い時期は、約3年毎に到来する傾向がある。2019年は好調が見込める年回り。ただ、その翌年以降は良くない。約10年に一度のストック調整が、過去と比べて時期が変わったためだ。1949年の様な大幅安にならず、最近の1989年や1999年の様な堅調を期待したい。しかし、その後はストック調整に陥るか否かの分岐点の年と言えそう。

日経平均が高値圏から短期間で3,000円以上の大幅安となった場面。最近では今年1月高値以降のケースと、2015年8月高値以降のケースがあげられる。過去の2局面の株価を検証すると…。いずれも約1ヵ月の株価急落場面→約1ヵ月の底値固め場面→約1ヵ月の戻り歩調場面。そう考えれば「底値固め局面」と言える

大手証券の「亥年銘柄」のレポートより、本社玄関前に猪像(幸運と子宝に因む)があるピジョン<7956>、「ウリボー」をグループ会社キャラクターに持つ三井住友<8316>、「豚」関連でアリアケ<2815>、など食品株「シシ」つながりの西武<9024>、本社所在地(猪之馬場町)でGSユアサ<6674>など。重なったのはGSユアサだけだった。

興味深いのは、新元号年の11月11日(月)。平成7年7月7日に日銀が突然緩和を発表。日経平均は前日比で956.09円上昇(上昇率6.3%)。平成8年8月8日も日経平均が上昇(253.72円高、1.2%上昇)。そんなアノマリーもある。

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「兜町カタリスト」』(2017年12月14日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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