ポンド/円 下げ止まるか
先週のレポートでは、B点に注目した。中心点であるB点を通過することで新しい流れ、すなわち下げ止まることが出来るのか否かがポイントになったからだ。実際には、B点が位置する時間帯で陽線が出現し下げ止まる気配を見せているのだが、上値抵抗線ADラインの手前で足踏みをしている。
次の注目日は1月8日前後である。
A点水準:約142円50銭
B点水準:約136円50銭
D点水準:約138円
今週のポイントは、ど真ん中の時間帯を通過したことで流れが変わったのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
ADラインに注目したい。流れが変わり、下げ止まりから落ち着いた動きになるのであれば、右肩下がりのADラインを超えていくことが求められるからだ。換言すれば、ADラインを超えることが出来ないのであれば、軟調な展開が続くことを意味する。
<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの下落局面である。
<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、売りポジション。
買いポジションへの変更は、141円50銭を終値で超えることである。
<現在のシナリオ>
上値抵抗線ADラインが控えている。また、B点が位置する時間帯を通過した後も、上昇することなく戻されている。したがって、軟調な展開が続くことが考えられる。
<第2シナリオ>
下げ止まりから落ち着いた動きに移行する可能性も出てきている。B点が位置するペンタゴンの
ど真ん中の時間帯で陽線が出現し下げ渋る気配を見せている。また、B点の上方を通過したことで、下値は限定的と考えることができるからだ。
※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2018年12月30日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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