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中国が抱える「少子高齢化」という時限爆弾、経済成長率の急低下で国家存続の危機へ=勝又壽良

中国の年金問題はかなり深刻

中国の将来の年金は深刻です。鍋の底が抜けたような、突然の出生率低下が起こったからです。

昨年の普通出生率は、11人を下回って1949年の建国以来という最低の水準となりました。この出生率低下が、年金財政に与える影響は甚大です。

人口推計における出生率低下は、今回のように急激な変動を計算に入れていません。なだらかに下がって行くことを想定しています。それが、前述のように「急落」しました。年金財政への影響は計り知れません。中国の場合、これが原因で社会騒乱に発展する恐れが、十分あるのです。

退役軍人が、年金支給額に不満を持っており、頻繁にデモ行進を行なっています。これが、民衆の参加する「年金デモ」に拡大された場合、「軍民合同デモ」となれば面倒な事態になります。こういう偶発的な問題が予想されるほど、中国の年金財政はお寒い状況にあります。

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出生率低下による3大問題

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image by:thelefty / Shutterstock.com

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勝又壽良の経済時評』(2019年2月14日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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勝又壽良の経済時評

[月額864円(税込)/月 毎週木曜日(年末年始を除く)予定]
経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。

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