「女性を食べさせなければいけない」と考える男性が減っているようです。そこで、これまであまり女性がアピールできなかった、お金の自立力が重視されています。(『教育貧困にならないために』川畑明美)
ファイナンシャルプランナー。2人の子どもと夫婦の4人暮らし。子育てをしながらフルタイムで働く傍ら、投資信託の積立投資で2,000万円の資産を構築。2013年にファイナンシャルプランナー資格を取得。雑誌を中心に執筆活動を行う一方、積立投資の選び方と積立設定までをマンツーマンで教える家計のコーチング・サービスを展開している。
料理ができるよりも、収入や資産がアピールになる時代に
男性側に変化「女性を食べさせる」?
私のエフ・ピー事務所を訪れた独身女性が、お金のことをキチンと考えることで結婚に至ったケースがあります。
かつては、結婚すると男性が女性を食べさせるというのが普通でした。
ところが最近の男性は、「女性を食べさせなければいけない」という発想があまりないのです。
なので「自分より年収が高い男性がいい」と考えていると、結婚を逃してしまうこともあると自覚することが大事です。
最近の男性の傾向では「自分と同じ年収、あるいは上でもよい」という人が増えていると言います。
実際に、女性のほうが年収が高いカップルも多くなってきたといいます。
「尊敬婚」って呼ばれているようです。
ライフスタイルの合わせ方が違ってきた
以前は「料理がうまい」ことをアピールできたのですが、最近では「収入が高いことや、資産もしっかり貯めていること」がアピールになるのです。
年収がなかなか上がらない時代ですから、自分と同じ年収か、それよりも上の男性ばかり望んているとパートナー候補も少なくなってしまうのです。
なので、お金のことをキチンと考えられるようになっている、パートナーに頼らなくても自分の人生は自分の収入でなんとかできる、そこをアピールできることでゴールインできるのだと感じています。
いままでとは逆に、男性に合わせて自分の仕事やライフスタイルを変えなくてもいいワケなのです。
特に、お金に関して自立できるとゴールインが近くなると感じています。
『教育貧困にならないために』(2019年2月25日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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