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下町ロケットをちょっとひねくれた目で見る。ドラマが伝えている気がした日本の今=三浦茜

3. 佃製作所はすごいけど、日本がすごいわけじゃない

このドラマを見ると「日本のものづくりってやっぱりすごいよね!」みたいな雰囲気がすごくあり、東京新聞などのメディアも人気の理由を「日本人の『ものづくり』への誇りを刺激した」とか書いてるのですが、ドラマの中で実際にすごいのは佃製作所だけですよね?

銀行も佃製作所に研究開発をやめるように迫るし、帝国重工も財前部長以外は佃製作所を潰そうとやっきになっています。帝国重工との取引がなくなった途端、その他の会社も佃製作所との取引を打ち切り始めます。佃製作所はすごいけど、それを取り巻く環境はむしろヒドい

フィクションなので誇張されているとは思いますし、そこの真偽を知りたいわけではないですが、国産ロボット『シャフト』の事例(世界一の国産ロボットはなぜグーグルに買われたのか)などを見ると、あながちフィクションとも思えません。

佃製作所がすごい=日本のものづくりすごい!=ものづくり大国!日本!万歳!みたいな思考になるのは、ちょっと違うのでは?と思ったのでした。

じゃあ逆に自分に何ができるんだろう?と思った時に、まだ自分ができることに辿り着けてないのがもどかしいですが。

サンフランシスコに引っ越してきてもうすぐ2年が経ちます。正直2年ぐらいでは、こちらの習慣や常識の全てを知ることはできないし、アメリカに比べて日本がどうだという知識はないのですが、離れてみると見えてくる日本がある気がします。

ちょっと嫌な感じの内容もあるかもしれませんが、そういうことも発信していけたらいいなぁと思っています。

【関連】1年ぶりに日本に帰ってきて「危ういな…」と思ったこと=三浦茜

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サンフランシスコからよしなしごとを発信していきます

Be Magnetic!(三浦茜ブログ)

2014年からサンフランシスコに住んでいます。アメリカで暮らしていて気づいたことや、使ってみたサービスの感想など。日経MJでも書いてます。最新UpdateはTwitterまたはFacebookをFollowしてください。Follow @akaney

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