勝ち組として残れそうな企業を吟味すること
もちろん、特定の地方などでは、まだ出店余地が残されている可能性もあります。それを発見できるなら、今の株価は安いと言えるでしょう。単純に医薬品の需要だけを考えても、高齢化にともなって拡大が想定されます。
プラスとマイナス、両方の要素が考えられますが、決して悪い投資対象ではないと考えます。どの会社の財務状況も健全です。あとは、この中から勝ち組として残れそうな企業を吟味することが大切です。
これまで破竹の勢いで拡大してきた業界ですから、今後も株価の動向や再編の動きから目が離せません。ドラッグストアに行ったときは、業界の動きを思い返しながら買い物してみてはいかがでしょうか。
image by:Torjrtrx / Shutterstock.com | okumeigakarinoaoshima at Wikimedia Commons [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons | MASA at Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons
※上記は企業業績等一般的な情報提供を目的とするものであり、金融商品への投資や金融サービスの購入を勧誘するものではありません。上記に基づく行動により発生したいかなる損失についても、当社は一切の責任を負いかねます。内容には正確性を期しておりますが、それを保証するものではありませんので、取扱いには十分留意してください。
本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2019年6月21日)
※太字はMONEY VOICE編集部による
無料メルマガ好評配信中
バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問
[無料 ほぼ 平日刊]
【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。